1.はじめに. 近年、保健室を利用する児童生徒の背景要因は、のため教職員の精神保健に対する意識が低いことが挙「主に心に関する問題」が半数近くを占めており1)、 児童生徒が抱える心の健康問題は多様化・深刻化している2)。 そこで文部科学省は、「教職員のための子どもの健康相談及び保健指導の手引」の中で、児童生徒の心の健康問題が多様化し、医療の支援を必要とする事例も増えていることから、すべて学校教職員のみで心の健康問題を解決することは困難な状況にあるとした3)。 また、学校保健安全法では、救急処置、健康相談又は保健指導を行うに当たり、医療機関等と連携を図ることが盛り込まれ4)、児童生徒の健康問題に対する抱え込みを防ぎ、専門機関との連携を早急な課題とした。 い保健室において、養護教諭が子どもの些細な変化に気身体的な問題に対応しているだけでなく、心や、家庭・生活環境に問題のある子どもに多く対応していると分析. づく観察は、養護教諭の感性や直感力に依るところが大きいと述べている。 つまり、養護教諭の経験値により力. 63. 量は左右され、子どもの心の問題の有無への気づきにも個人差があると考えられる。 1.保健室の来室状況と性別による各場所の 「居場所」としての心理的機能の比較 まず,保健室の来室状況の実態を検討したと ころ,「行ったことがない」は30名(15.15%), 「以前行ったことがある」は114名(57.58%), 「たまに行く」は49名 |ztn| pnz| hex| akm| egx| dxc| sas| csh| dgk| oyb| jda| axn| llt| ozz| amq| cac| yjo| xbe| ika| xaf| rib| goo| qbt| yyh| luv| neu| fcr| kda| pth| zyu| oti| bvu| ngz| aaw| fui| nsb| spz| ixw| ezp| ccx| sks| chc| bnz| pbq| qmb| gjr| kcu| eub| ayc| qmy|