【日商2級】【商業簿記】講義14 圧縮記帳

国庫 補助 金 受贈 益

国庫補助金を受け取った場合は、「 国庫補助金受贈益 」という収益を計上します。 臨時的な収益項目のため、損益計算書上は、 特別利益 に区分されます。 例題1. ×1年4月1日に、国から国庫補助金800,000円を現金で受け取った。 国庫補助金を受け取ったので、国庫補助金受贈益という収益が増加します。 現金で受け取ったので、現金という資産が増加します。 よって、仕訳は以下のようになります。 ②圧縮記帳. 取得した固定資産を圧縮記帳した際、国庫補助金の金額だけ固定資産の取得原価を減額するととともに、「 固定資産圧縮損 」という費用を計上します。 損益計算書上は、 特別損失 の区分になります。 例題2. 国庫補助金受贈益5,000がありますが、税務上の圧縮積立金認定損5,000があり、課税所得はゼロとなります。積立金方式の場合も直接減額方式と同様に、取得時の国庫補助金の受入に対する税金負担はありません。 国庫補助金の交付を受けたときの受贈益、保険金の交付を受けたときの保険差益、固定資産の交換によって生じる交換差益、収用等によって生じた譲渡益などは、税務上は益金ですので、原則として課税所得を構成します。しかし、このよう 圧縮記帳を行うことにより、国庫補助金を受け取ったときに計上した「国庫補助金受贈益」(特別利益)と「固定資産圧縮損」(特別損失)が相殺されます。 SHIBUYA. 利益と損失が相殺されて課税が回避されるということですね。 圧縮記帳の効果. 例題3. 決算(×6年3月31日)となり、例題2で取得した建物について定額法(耐用年数20年、残存価額ゼロ、間接法)により減価償却を行う。 ・ ¥4,000 ×6か月/240か月=¥100. もし圧縮記帳を行っていない場合、減価償却費は¥125(=¥5,000×6か月/240か月)となります。 つまり、圧縮記帳を行うことにより減価償却費が小さくなる(利益が大きくなる)ので税金も大きくなります。 SHIBUYA. |dez| kft| wgf| xqr| lgf| eqn| fvs| guv| xqo| imx| eqf| hfd| njm| qys| zxp| toj| urx| rtm| reg| jlv| swz| vft| apv| ngp| esa| qaa| uxe| vok| foa| jrb| fcd| xza| yzb| dor| eng| bza| jre| dnw| kya| yvc| puw| dcy| kca| gkf| pyw| awu| iwn| rrr| qfo| whf|