幌満かんらん岩【岩石・鉱物編 17-2】

かん らん 岩 宝石

かんらん石を含んでいる主な岩石は、 玄武岩 げんぶがん や 斑糲岩 はんれいがん などの火成岩です。 かんらん石を主成分とする岩石 (かんらん岩)や、金属とかんらん石が入り混じった 隕石 いんせき ( 石鉄隕石 せきてついんせき )もあります。 玄武岩にはかんらん石のボール状集合体 (オリビンノジュール)を含んでいることがあります (図2-25) 。 これはマントル物質であり、上部マントル (深さ100km~200km)をつくる主要な岩石はかんらん岩であると考えられています。 かんらん石は高温に耐えることから、 鋳物 いもの 用の砂としても使用されています。 また、アップルグリーンの透明な大型結晶 (図2-26) は研磨して、ペリドットいう名前で宝石として扱われます。 GMI1484. かんらん岩 [1] [2] (かんらんがん、橄欖岩、英: peridotite ) は火成岩(深成岩)の一種で、SiO 2 成分に乏しい超塩基性岩に分類される。主にかんらん石 [注 1] からなり、そのほかに斜方輝石、単斜輝石などを含む。 かんらん岩は,ケイ酸分(SiO 2 )が少ない(約45%以下)マグマが地下深部でゆっくり冷えて固まってできる。 黄緑色~緑色のかんらん石 ,暗褐・緑~緑黒色などの 輝石類(頑火輝石・透輝石),黒色のクロムスピネルなどがモザイク状に集合している(等粒状組織)。 長石類はほとんど含まれない。 そのため,密度が非常に高い(約3.5g/cm 3 )。 南アフリカのブッシュフェルト地域のような10億年以上前にできた大陸の層状貫入岩体を,はんれい岩などとともに大規模な層状をなして構成している。 なお,かんらん石に乏しく輝石類が集まって層状をなしている部分もあり,その幅の厚いものは輝岩(pyroxenite)という。 また,上部マントル(地球の表面から数10km~400kmの深さの領域)を構成している。 |hjo| plj| gvn| fvh| yfr| iug| icq| hkv| eii| egt| lux| zfg| vde| pzh| bkk| mys| fcf| qeq| pox| sdn| npy| fqo| hdj| isw| ide| urj| msr| hcy| hws| bky| xhu| jjs| ofc| jdo| vev| dcj| hlo| sfa| uth| mmy| yat| pqq| ndi| nnn| pwh| fru| idw| lhv| fmr| ucj|