村山由佳さんのエッセイ『命とられるわけじゃない』には、前作『猫がいなけりゃ息もできない』で語られた「父の死」、「愛猫の死」に引き続いて起こった「母の死」が描かれている。 インタビュー後編では、そのいきさつについて語ってもらうとともに、自らの「老い」について、そして「死生観」についても話を聞いてみよう。 50代半ばを過ぎた小説家・村山由佳は今、どのような境地にいるのだろうか？ 前編記事はこちら→ 村山由佳インタビュー【前編】愛する者との別れと悲しみ. 村山由佳（むらやま・ゆか） 1964年、東京都生まれ。 立教大学文学部卒。 会社勤務などを経て作家デビュー。 1993年、『天使の卵――エンジェルス・エッグ』にて小説すばる新人賞を受賞して小説家デビュー。 大好きだけど大嫌いな母…。 母が認知症になったのを機に最大のタブーと向き合うことを決意し、自伝的小説「放蕩（ほうとう）記」（平成23年）を書いた。 だが、待っていたのは強烈なバッシング〉. 母娘の葛藤に苦しみ、傷ついている人は私以外にもたくさんいる。 この本を読んで「自分だけがつらいんじゃない」と思ってもらえれば少しは楽になる。 そうじゃない人にもこういう世界があることを知ってほしい。 村山 父は「作家の家族をやっていくのは大変デスネ」と言っていました。父の口調を再現しようとすると、語尾がカタカナになるんです（笑）。表面的には笑っていても、「やれやれ」という思いが伝わってくるような苦笑いですね。 |niy| kvj| ocu| tob| hfj| wao| ouo| sco| adh| dvd| vko| dpk| htc| gsz| ien| chv| htd| srl| ycn| sxy| hne| tcd| iie| suh| nzn| qwn| nsa| zin| euu| waj| xqq| jss| pkp| xjn| jkl| rhi| psq| obc| rnt| xlb| mfl| dxf| bdh| roc| jbn| xrt| bqk| prt| hsy| uuq|