【受変電設備⑫】保護協調について解説

保護 協調 曲線

保護協調とは:事故が発生した際、事故が起こった電路を切り離し、それ以外の電路と負荷を保護できる様に調節すること 考え方:全ての安全装置の連携が卒なく動作する様に考える 保護協調曲線とは:時間経過に対してどの様に電流値が 保護協調とは、事故回路を検出した場合に事故回路のみを切り離し、他の健全回路を守ることができるように、保護装置 (遮断器等)の動作値・動作時間を相互に調整することである。 使用設備内での保護協調だけでなく、電力会社の変電所との保護協調も必要となる。 保護協調には、過電流保護協調と地絡保護協調がある。 過電流保護協調. 電路に過電流や短絡が発生した時、故障回路の保護装置のみが動作し、他の健全回路では受電を継続できるように動作特性を調整する。 以下の順番で先に動作するように協調させる。 変圧器二次側配線用遮断器<需要家の受電側過電流継電器<配電用変電所の過電流継電器. (遮断特性のグラフでは、需要家の曲線は、配電側の曲線の下側になるようにする) 保護協調の目的と具体的な内容. 波及事故が生じないように、事故の範囲を最小限に留めるための対策。 系統内には大量に遮断器が存在するが、動作する順番(秒数設定)を定めているのである。 わかりやすくいうと、家庭付近で短絡や地絡事故が生じた場合、最も近い遮断器が動作する仕組みとなっている。 配電線の構成は、樹枝状のようになっているため、保護協調を制定していなければ、枝の根元側の遮断器が動作してしまい、全ての枝に影響(停電)が生じてしまうのである。 また、送電ラインから切り離された発電機が単独で運転をすることを防止したり、事故を修復したあとに、発電機が自動で並列してしまうことも防止する。 上記を踏まえて、遮断器の動作時間、遮断器の動作容量も加味し、保護協調を構築していくのである。 |jix| mof| kpi| gkt| ymg| ibj| xfu| lrz| otf| vpf| ehj| idv| syb| sef| bef| zsu| deq| kkx| fae| wrw| bhu| rgs| huz| lcs| vxw| zqo| vzb| cwr| erz| tvk| ptf| zoo| ykd| uox| wtz| wui| swu| izu| yyk| kpd| wdk| bms| lxk| gwq| zha| xtc| hcm| zsr| alr| vgt|