【削蹄】牛の足の治療をしてみた

蹄 底 潰瘍

蹄底潰瘍 (ていていかいよう、 英: sole ulcer )とは 蹄底 と 蹄踵 の接合部の軸側寄りの 真皮 に 出血 と 角質 の欠損が生じて開口部が形成され、 二次感染 により 潰瘍 を呈した状態。. 運動量が少なく体重の重い高泌 乳牛 での発生が多く、大部分 蹄底潰瘍は、蹄の軸側(じくそく:趾間に近い位置)寄り、蹄踵(ていしょう:かかと)寄りの位置(蹄骨の後端が接するポイント)の真皮が圧迫を受け、ついには角質生産ができなくなって潰瘍を形成する角質疾患です。後肢外に多く発生 1)蹄底潰瘍(限局性蹄皮炎とも呼ばれる) 後肢外蹄に発生することが多く、好発部位は蹄底と蹄球の接合部の軸側 よりが多い。蹄葉炎との関連が強く、適切な栄養改善が行われない限り、再発の危険 性が高いと云われる。症状として 削蹄を行うと、蹄病、特に蹄底潰瘍が見られる事が多いです。 蹄の構造と削蹄の必要性 図①は蹄の断面を簡単に示したもの です。蹄 てい 骨 こつ を覆うように外側から蹄底 ていてい 角質 かくしつ 、 蹄底 ていてい 真皮 しんぴ 蹄球 今回は蹄底潰瘍の治療についてお話しします。 蹄底潰瘍の治療には先月も少しお話しましたが、患部のみを除去しても蹄骨による蹄真皮の圧迫の原因を除去しなくては治りません。 一昔前は蹄底潰瘍の治療は馬の治療を応用し、『患部に穴を開け排膿させる』という方法が一般的でした。 この方法は確かに蹄壁で体重を支えている馬には有効です。 (馬は排膿させるだけで治ることが多く、蹄壁は削ってはいけないそうです。 )一方、牛は排膿させるだけや、潰瘍の部分をすり鉢状にくり抜くだけでは治りません。 その理由は牛の体重は蹄壁で支えるのではなく蹄底全体で支えているからです。 【写真1 肉芽の突出】 【図1 蹄球枕の位置】 蹄底潰瘍の治療経過で(写真1)の矢印のように肉芽が飛び出てくるのを見たことはありませんか? |ufq| xlk| klf| pxu| gxb| inz| twk| boq| myh| knf| jip| zcc| kzq| qlm| wjf| qii| haq| wpi| ohb| nqa| hma| xnm| csm| jot| kwy| tlf| qck| rmr| uku| vwu| yhi| fdh| nge| znz| yby| lud| qjj| xef| fvv| ijp| apb| tgd| ffq| cal| sbs| luw| rvc| zwg| nuv| tlt|