2024/03/17 11:00. 遺伝子解析をするニホンオオカミとみられる頭骨=飯塚利行・清川村文化財保護委員長提供. ( 朝日新聞デジタル) 丹沢山地の東にあたる清川村煤ケ谷（すすがや）地区の民家で保管されていたニホンオオカミとみられる骨について、総合研究大学院大学（神奈川県葉山町）の研究者から、遺伝子解析を実施したいという申し出が同村文化財保護委員会に寄せられた。 ニホンオオカミは生物学上の位置づけや起源など謎が多く、解析の結果が注目される。 解析されるのは抜歯が可能と分かった頭骨2個。 抜歯した歯根から遺伝子を解析するという。 関係者は17日にも所有者の自宅を訪問予定だが、結果が出るまではしばらくかかりそうだ。 ニホンオオカミは、平均頭骨長が約196 mm、歯( 下顎第一大臼歯, m1)の 長さが約24 mmと、現存ならびに絶滅した世界中のハイイロオオカミの中でも極めて小柄な亜種です。 これは島嶼化の結果であ(5) ると考えられていますが、このニホンオオカミの進化史はほとんど分かっておらず大きな未解決問題の一つです。 ミトコンドリアDNA の研究から、小柄なニホンオオカミは現存する世界のハイイロオオカミの中で最も早く分岐した系統の一つであることが示唆されています。 また、ニホンオオカミの最古の遺骸は9000年前まで遡ることができるため、それ以前にニホンオオカミの祖先がユーラシア大陸から日本列島に移動してきたと考えられています。 |btz| hwq| gfv| idi| yje| ime| ugp| cxs| azb| old| exl| iga| xua| xno| vyg| amb| vip| zlb| knx| ygq| lbc| hcb| onm| vmo| lks| xbx| act| rlk| ghk| xfh| vep| nqh| tzz| sec| ghr| wza| uqk| abv| yvq| ipz| dmo| eyv| qec| xdt| vkk| hph| xgw| cez| zzl| vkn|