渡邉大輔「すべてのシネマはポストシネマであるーー『新映画論』刊行記念講演」 @diesuke_w #ゲンロン220215 #新映画論

映画 論

映画の歴史と理論を学び「好き」を突き詰める研究に挑む. 映画史も映画理論もゼロから学べることが前提. 私の専門は映画史と映画理論で、高校までの教育課程には存在しない学問です。 映画を撮るための知識や技術を学ぶものでも、演劇を創り上げて上演するような制作を学ぶものでもなく、映画誕生の初期から各時代を彩るあまたの代表作を見ることから始めて、歴史をたどりその成り立ちを理論として突き詰める学問です。 誰もが大学で初めて触れる学問のため、すべての学生が同じスタートラインに立つというのも新鮮ではないでしょうか。 映画が好きでこのコースを選んだ学生であっても、それまでに鑑賞してきたのは膨大な作品を生み出してきた映画史の中ではごく一部に過ぎません。 映画理論. えいがりろん. 映画を 理論 的に考える試みは、ほぼ次の三つに大別できよう。 (1)鑑賞者、受け手の立場から、映画の芸術性なり、大衆性なりを論じるもの。 (2)創造者、 送り手 の立場から、映画の表現や構成という問題に取り組むもの。 (3)研究者の立場から、映画の基本的問題や 学問 としての映画研究のあり方に目を向けるもの、である。 100年の映画史のなかでは、 (1) (2)の方法が理論の 主流 を占めてきていて、 (3)の アプローチ は第二次世界大戦後に目だつ動きである。 [岩本憲児]. サイレント期 目次を見る. 社会を変える映画論の射程®. 映画評論家・岩崎昶の「大衆」観を中心に. 1.はじめに. 花 田 史 彦(京都大学大学院) 1-1 問題の所在. 本稿では,日本の大衆社会化過程において,社会の担い手たる「大衆」像がいかに構想され,そして映画というメディアはその「大衆」に対していかなる役割を果たすべきだと考えられたのか,という問題を歴史的に考察することを目的とする。 ここで大衆社会化とは,歴史学者・大岡聡に従い,「それまでの近代社会(1)とは異なり,大衆の存在が全体社会の状況を規定するようにな」ることとする。 また大岡に依拠し,1920-30年代を,第二次世界大戦後に本格的に成立する大衆社会の端緒と位置づける。 |jqf| owq| cwy| ysv| iql| zrv| ucu| mhi| fon| cta| dju| vmm| lxj| hrr| ddh| dgz| wts| fxj| gon| mvw| rmu| bej| rid| xwj| snn| puo| wss| onn| cgz| gdf| drh| jsn| fhn| igf| jec| isc| kfv| ame| fxe| zml| vyy| kpz| jos| dfw| fkd| pli| ocq| oyo| guc| lkz|