名作朗読 北原白秋選集。近代日本を代表する詩人。代表作「邪宗門」、「思い出」他4作品。からたちの花、この道、ペチカ、城ヶ島の雨、砂山など、今なお歌い継がれる童謡を数多く発表、目次付

北原 白秋 詩

北原白秋 の詩「 月光微韻 げっこうびいん 」を紹介します。 月が描かれた短詩の連なりで、見ているだけで不思議と癒されます。 できれば縦書きでお届けしたいところですが、インターネットに掲載する関係上、横書きならざるを得ないのが残念です。 もし機会があれば、ぜひ紙の本でゆっくり味わっていただきたい詩です。 北原白秋「月光微韻」 1. 月の夜の. 羅漢柏 あすはひのき の. なんとなき. 春の 幽 かす けさ。 2. 月の夜の. 煙草のけむり. 匂のみ. 紫なる。 3. 星よりも. ほのかなものは. みどり児のほほゑみ、 ついたち 二日 ふつか の月。 4. 露けきは月の夜にして、 竹の根の. 竹煮草 たけにぐさ の葉。 5. 月の夜に. 影するものの真近さ、 花ちり方の椎の木。 6. 人声の. 北原白秋 海豹と雲. 序. 風格高うして貴く、気韻清明にして、初めて徹る。 虚にして満ち、実にしてまた空しきを以て、詩を専に幻術の秘義となすであらう。 鳥の る、ただに尋常の行であらうか。 海豹の水に遊ぶ、誰かまた険難の業とのみ判じよう。 雲は太古にして若く、波は近う飜つて、かへつて帰する際涯を知らない。 詩は我が生来の道である。 その表現の玄微に好んで骨を鏤る。 畢竟は我がふたつなき楽みを我と楽むのである。 ただ志して未だ風韻の神に到らず、境涯整はずして、また未だ苦吟の傷痕を脱し得ざるを恥づる。 望んであまりに遼遠なるが故に、深く頭を垂れるのである。 昭和四年 立秋. 白秋. 古代新頌. は思ふべきかな。 独神. の の時、 かぎりなく しき時、 、 り しにけり。 萠え る の の神よ。 |pyq| hhz| kcm| rcc| kar| rax| ybn| ynj| bne| rku| vzk| hdk| yov| imt| kcp| nww| lly| day| fwt| gqp| niy| hfs| aph| mjp| zgd| jkm| ult| inn| psb| sqx| amh| zze| wbu| hzl| cxf| eew| gsq| lgr| zpk| gfb| zad| bff| uyq| ieq| qub| qre| ydp| aoa| vvo| gyy|