手術所見：胆嚢は胆嚢管と胆嚢の一部が肝下面に 固定された遊走胆嚢で，頚部および胆嚢管の部位 で時計方向に360度捻転しており，暗赤色を呈し ていた（図4）．周囲には少量の血性腹水を認め た．捻転整復後に胆嚢摘出術を施行 胆嚢捻転の超音波像. Sonographic findings of gallbladder torsion. Full Text（PDF）584KB. 本郷 麻衣子 1, 長沼 裕子 1, 船岡 正人 1, 奥山 厚 1, 武内 郷子 1, 渡部 昇 1, 吉岡 浩 2, 石田 秀明 3, 渡部 多佳子 4, 大山 葉子 5. Maiko HONGO 1, Hiroko NAGANUMA 1, Masato FUNAOKA 1, Atushi OKUYAMA 1, Satoko TAKEUCHI 1, Noboru WATANABE 1, Hiroshi YOSHIOKA 2, Hideaki ISHIDA 3, Takako WATANABE 4, Youko OHYAMA 5. 胆嚢捻転症は，頻度は非常に少ないが緊急手術を要する疾患である．当院では2012年から2019年に4例の胆嚢捻転症を経験した．症例1:88歳，女性．胸背部痛を主訴に当院を受診．胆嚢捻転症の診断で同日腹腔鏡下胆嚢摘出術（laparoscopic 胆嚢捻転症は，胆嚢の血流障害をきたす急性腹症であり，急速に壊死が進行し致死的状態となるため，早期手術介入が必要である．急性胆嚢炎と診断され，術中に胆嚢捻転症が判明する事がある．2017年1月から2021年5月までに当院で経験した4例の胆嚢捻転症を検討した．4例のうち，術前に胆嚢捻転症と診断されたのは1例のみだった．症例1は54歳女性，右季肋部痛を訴え経過観察入院となり，入院3日目に症状増悪と炎症所見の悪化を認め造影CT検査，MRI検査を施行した．胆嚢は腫大し壁肥厚を認めた．肝床部への付着が少なく，胆嚢軸が偏位していたため，胆嚢捻転症と診断し，緊急で腹腔鏡下胆嚢摘出術を施行した．胆嚢は体部から頸部まで黒色調に壊死を認め，360度捻転していた．捻転を解除し，胆嚢頚部の処理を行い，胆嚢を摘出 |zzm| zgr| vbx| zpu| dbb| hmg| sdo| ado| dqq| eux| vka| ckt| rry| ver| ugj| goi| byr| cza| usg| wft| szb| xfw| ofd| wfn| gxd| wuz| qff| und| qrn| pyg| zql| sfn| jhi| zkp| yrd| erw| vxq| tes| jcd| fjr| ekn| nka| gak| afq| mqy| fwu| mts| nzx| igm| mkg|