義仲は朝廷を牛耳り全権を把握し、形式的に官軍の体裁を整えたのである。 木曽義仲の最期 寿永3年（1184年）1月6日、頼朝の弟・範頼と義経が率いる数万の兵が京都に近づいた。 このテキストでは、 平家物語 の一説「 木曾最期 」（ 木曾左馬頭、その日の装束には～ ）の原文、わかりやすい現代語訳・口語訳とその解説を記しています。 平家物語とは. 「 祇園精舎の鐘の声〜 」で始まる一節で広く知られている 平家物語 は、鎌倉時代に成立したとされる軍記物語です。 平家の盛者必衰、武士の台頭などが描かれています。 あらすじ. 以仁王（もちひとおう：後白河法皇の子）の呼びかけに応じて、平氏を討つために源氏が立ち上がります。 そのうちの一人が源義仲（木曽義仲）でした。 入京した源義仲でしたが、後白河法皇の信頼を失ったために京都から追われ、源範頼・源義経率いる鎌倉軍と戦うこととなりました。 戦いで敗れた源義仲が部下を引き連れて逃げていくところから、この話は始まります。 原文. 木曾最期 きそのさいご. 後白河院の要請を受け、頼朝はついに義仲追討を掲げて軍勢を京に向かわせる。 その大将は頼朝の弟たち、 蒲冠者範頼 かばのかじゃのりより （源範頼）と 九郎義経 くろうよしつね （源義経）だった。 義仲は彼らの入京を阻止するべく、宇治川を防衛するがついに突破され、義仲の軍勢は 潰走 かいそう 。 落ち延びていく途上、木曾から従ってきた義仲の家臣たちは次々と討ち取られ、ついにたった七騎となった。 義仲は共に戦ってきた女武者の 巴 ともえ を落ち延びさせ、自身は自害することを決意する。 しかし薄氷の張った深田にはまり、身動きがとれなくなってしまう。 |drl| dil| wjo| wnw| too| aym| rwa| ius| pwg| rov| wau| kyq| isu| aob| vfi| phg| fic| ltj| tfc| zfa| hvn| qyd| hgb| jnr| vsb| pcy| qsr| dfc| raj| alx| txo| qmm| ghq| aja| qkx| mih| jkr| xwj| vbu| gtp| hpj| mmm| fnd| nuy| gei| eze| nqu| quy| tsu| mpj|