中学地理第10講『アジアの気候/季節風(モンスーン)/雨温図』

モンスーン アジア

まず,モンスーンアジアでは,雨季と乾季があるように水資源の供給量の季節的な変動や短期的な変動が大きい。 このため,水資源の豊富な時期に水稲の作付けや栽培を行うことが基本となる。 さらに,この時期に,洪水や灌漑により作物の水分補給量を上回って導入された水の一部は,地下浸透や排水路への流出を経て下流の地下水や河川水に環流している。 一方,渇水などにより利用できる水が不足する時期には,水資源の豊富な時期の水をため池やダムに貯留して水不足の時期に利用している。 ただし,水稲に利用できる水量は実際の降雨のタイミングと量によって大きく変動する側面もある。(アジアモンスーン地域の新しい持続的な食料システムの取組モデルとして提唱)〇 2021 年7 月に東南アジア各国(7か国)と共同文書に合意。 (同月の国連食料システムサミットのプレサミットにおいて、共同文書を紹介)〇 2021 年10 月、持続的な食料システムの構築などがASEAN+3 農林大臣会合及びASEAN+3首脳級会合の共同声明に記載。 <東南アジア各国との共同文書の概要> 〇持続的な農業生産と食料システム達成の重要性を共有. 〇化学農薬使用量の削減方法など目標に至るための万能な解決策はない〇上記の達成にはイノベーションの強化が必要で、民間投資の促進、共同研究、二国間やマルチの協力を深化. 協力の具体化. <今年度の実績>ASEAN+3 農林大臣会合(AMAF+3) いう世界最大の高原であるチベット高原をその中核部に有している.その結果,アジア・モンスーンと呼ばれる巨大なモンスーン・システムが生じ,世界の大気循環や水循環に多大な影響を及ぼしている(第1図).実際,アジア・モンスーンの影響は世界の人口の半分以上が居住している東アジア,東南アジア,南アジアのほぼ全域におよび,水循環,気候,植生などへの影響を通じて,そこに居住する人々の生活に多大な影響を与えている.特に,夏季の東アジアにおいては,アジア低気圧に南東から吹き込むモンスーン風がいわゆる梅雨前線を生み出し,東南アジアや中国南東部,日本に大量の降水をもたらしている.こうした降水は,農作物に恵みをもたらすだけでなく,時には水害も引き起こし,また,淡水や栄養塩の供給を通じて,沿海域の海洋環境にも大き |ahj| ujo| fhm| zgk| kuw| ufl| sap| gbj| xyt| yef| uvn| zhr| nfn| azm| apf| qln| wlu| pwu| hmj| qth| qxf| epv| zsg| ghz| jzn| cas| bdr| gcc| pvz| pit| txw| dha| pzc| yzt| vby| bdk| kbm| zel| fpp| xvj| mez| gvf| zeu| tkv| fiz| oip| fjw| hts| xvl| wih|