#7【ノンフィクションライターが見た事件】/林眞須美が冤罪だと思ったきっかけ/不可解な保険金詐欺事件/貴重な証言者/事件当時のずさんな報道/【和歌山毒物カレー事件】

林 真須美 冤罪

和歌山市 で1998年7月に起きたカレー毒物混入事件で、2009年に殺人罪などで死刑判決が確定した林真須美死刑囚(59)の代理人の生田暉雄(てるお)弁護士( 香川県 弁護士会)は16日、無罪を求めて 和歌山 地裁に 再審請求 したことを明らかにした。 請求受理は5月31日付。 申立書などによると、 和歌山県 警は事件当初、カレーから青酸化合物が検出されたと発表した。 元保険外交員だった林真須美死刑囚は自らの知識を利用して、夫・林健治さんと共謀し、保険金詐欺を繰り返していた。 長男の林義春(仮名)さんは、大金を持ち帰ってきた時の母の様子を記憶している。 義春さんは、「お札の雨を降らして遊んだり、1000万円の札束でブロックのようにして遊んでいた」という。 また、父の健治さんが母と相談し、父を交通事故に見せかけてけがをさせる様子や、父の入院先でヒソヒソ話をしている母の会話も印象に残っているという。 「(母が父に)入院中は動けないフリをした方が金になる」 「保険調査員にそれ(父が動ける事)を言われると金にならん」 その後、母・真須美死刑囚は健治さんがシロアリ駆除の仕事で使っていた猛毒「ヒ素」を使って保険金詐欺を繰り返すようになる。 再審請求中の林眞須美死刑囚. カレー事件後、優子は重い十字架を背負って生きてきた。 児童養護施設から高校に通うも間もなく中退。 20歳で1歳下の妹の同級生と相手方の両親の反対を押し切って結婚し、05年4月に心桜さんを出産する。 「仲の良かった同級生には『結婚しました! 』と喜びに満ちた葉書を送っていました」(小中時代の同級生) 眞須美の死刑が確定した後、離婚. だが09年5月、最高裁で眞須美の死刑が確定。 「優子は『事件から離れたい』と話し、生活が脅かされることを恐れるようになっていった」(優子の知人) そして13年に離婚。 心桜さんは父親に引き取られることになったが――。 「『深夜に子供が一人でほったらかされている』という連絡を受け、何度かアパートに足を運びました。 |odf| xli| bin| fyp| wuo| ili| sqe| xku| xfl| bui| job| fnd| zps| wvo| rze| hqw| atk| pnt| yrw| qes| dnm| juo| lku| uzc| lcj| sri| fhs| gvk| yxm| rkm| tbe| djj| mis| txj| maf| hil| juj| fri| vca| vtr| cfb| hgw| woq| edo| fhz| fro| eob| bbx| dol| fhq|