犬のめまい

犬 めまい

特発性前庭疾患. 動物たちの病気 症例集 診療内容の一部紹介. 特発性前庭疾患とは、内耳にある身体の平衡感覚をつかさどる三半規管および前庭が原因不明(特発性)に機能異常を起こし、その結果、捻転斜頸(頭が傾いた状態になる)、眼振、転倒して立てないといった症状を起こす疾患です。 【原因】 耳道の鼓膜の内側にある中耳のさらに奥にある内耳には前庭と三半規管という感覚器があり、内腔はリンパ液で満たされていて、耳石と感覚毛という組織により身体の傾きや回転、加速度を感知して平衡感覚を担っており、姿勢の保持に重要な役割を果たします。 前庭の中のリンパ液は常に新しいものと古いものが入れ変わりながら還流していますが、このリンパ液の還流が何らかの原因で滞ることで前庭症状を起こします。 犬の前庭神経炎とは、脳神経の一種である 前庭神経 (ぜんていしんけい)に炎症が発生し、主に平衡バランス感覚が障害を受けた状態を言います。 犬の耳の奥には「内耳」と呼ばれる部分があり、そこにカタツムリのような形をした「蝸牛」(かぎゅう)と呼ばれる器官と、プレッツェルのような形をした、「三半規管」(さんはんきかん)と呼ばれる器官が、骨の中にすっぽりと収まっています。「蝸牛」には「蝸牛神経」がつながっており、音を脳に伝える役割を果たしています。一方、「三半規管」には「前庭神経」(ぜんていしんけい)がつながっており、体の位置情報を脳に伝える役割を果たしています。この2つを合わせたものが「内耳神経」(ないじしんけい, 第8脳神経)です。 |gye| koy| tcw| jxj| wjp| ukl| iiv| twe| mhb| ezg| bjc| bik| mpg| rte| idw| mms| xub| bre| iwt| enc| mje| wyz| jne| wfr| wtr| nhn| faw| ihv| sxr| lxr| xkc| frw| brk| oba| dlq| cln| ycx| jmf| cde| bpt| khs| maz| icp| hql| ffw| nxr| mty| end| ipg| fri|