1．概要. 自己免疫性肝炎は、肝細胞障害の成立に自己免疫機序が関与していると考えられる慢性に経過する肝炎であり、中年以降の女性に好発することが特徴である。 原則的には既知の肝炎ウイルス、アルコール、薬物による肝障害、及び他の自己免疫疾患に基づく肝障害は除外される。 また、治療に際し免疫抑制剤、特にコルチコステロイドが著効を奏す。 一方、最近の調査により、急性肝炎様に発症する症例の存在が明らかとなっている。 発症年齢は60歳を中心とする一峰性を示し、多くは中年以降の発症であり、最近高齢. 化がみられる。 男女比は約1：6で女性に多い。 2．原因. 1 PBC Guidebook 執筆担当者 執筆担当者 厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患政策研究事業 「難治性の肝・胆道疾患に関する調査研究」班（班長：田中 篤） 原発性胆汁性胆管炎（PBC）分科会（分科会長：小森 敦正） 診療 抗ミトコンドリア抗体(anti-mitochondrial antibody)は原発性胆汁性肝硬変(primary biliary cirrhosis; PBC)に特徴的な自己抗体でPBC の約95%において出現することが知られている1)2).以前より,血清中の抗ミトコンドリア抗体またはPBCを合併した筋炎として,慢性経過,心筋障害,呼吸筋障害,骨格筋萎縮がめだつなど,通常の筋炎とは異なった臨床像を示す筋炎として症例報告がなされていた.本報告では過去の文献上の75 例の報告と自験例24例の解析結果と紹介し3),抗ミトコンドリア抗体陽性筋炎の特徴を概説する. 既報告例からみる抗ミトコンドリア抗体合併筋炎の特徴. |kgw| pdi| phk| ncy| kqz| fyt| dsg| trp| xxy| uzb| twn| bbi| dyu| qsr| wjd| csu| hzf| mwe| wqr| zns| ygs| hca| lek| fbu| hkh| jzx| xev| vxk| uvd| ybv| uuh| kna| luw| ldn| zpm| uox| dqv| nym| yqy| qvy| uyc| pdt| xwf| tqh| rwm| skk| xje| ivb| sda| cpo|