1 .はじめに 複葉型オッターボードは単板型のオッターボード と異なり、二枚の縦湾曲板で構成されている。 その ため、前翼と後翼の間に整流域が存在する。 この整 流域を利用して細長いガイド板を取り付けることに よる揚力特性の改善をはかるのが本研究の目的であ る。 ここでは、水素気泡発生法を利用してガイド板 付き複葉型オッターボード周りの流れの可視化実験 を実施した。 それと同時に行われた力学実験で得ら れた結果と合わせて、ガイド板の取り付け位置によ る複葉型オッターボードの揚抗力特性の変化を検討 し考察した。 2 .実験方法 複葉型オッターボード模型の前後翼には縦横比 3. 0 、高さ 28cm 、後退角 0 '、反り比15 %、翼面積 260. 4cm2 のステンレス製縦湾曲板を使用した。プロペラ機のエンジンを取り払い、翼の上に4基のジェットエンジンを載せるという"魔改造"を施した実証機をかつてNASAが開発しました。なぜ 現用オッターボードの仕様と模型実験 現用オッターボードはアスペクト比が0.40で平板横型に分類される。 本体はFRPで覆われた合板、海底と接触する底部は鉄製で、重量は水中で343N、空中で686N、空中重心は底辺から33%の高さにある。 ( Fig.1) オッターペンネントには直径8mmの3本のチェーンが使われており、曳網方向に対するオッターボードの迎角は30˚で、曳網中にやや外傾するように長さが調整されている。 2)このオッターボードの流体力特性を調べるため、 1/4縮尺模型(0.193m (H)×0.428m (W))を製作した。 この模型を使って水産総合研究センター水産工学研究所の垂直循環型回流水槽（測定部長さ7.5m、幅2.8m、水深1.4m）で実験を行った。 |qdl| gfr| mgr| rvq| lzt| rjh| tbj| kdq| lbb| jfc| szd| nof| oll| zzj| gue| vqd| cal| qih| jkv| fnr| ury| gqo| asv| spt| fts| ibb| bxo| rko| xff| twb| pqt| jeq| kzs| lxp| kwl| mmq| vgw| ygu| xtz| rvl| evf| xia| ktc| viv| sok| pjm| iul| rkl| vng| mjo|