袴田さん再審 検察側 有罪立証の方針(2023年7月10日)

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袴田事件の再審=やり直しの裁判は最大のヤマ場、証人尋問最終日です。これまで証言に立った法医学者ら5人に対し、一斉に尋問する対質が27日 静岡県の旧清水市で一家4人を殺害したなどとして死刑が確定した袴田巌さん(87)の再審、やり直しの裁判が27日始まりました。 袴田巌さんの再審初公判では、出廷を免除された袴田さんに代わって姉のひで子さん(90)が出廷し、冒頭の罪状認否で「再審裁判で弟・巌に代わって無実を主張します。 真の自由をお与え下さいますようお願いします」と時折、涙ぐみながら訴えました。 検察側は冒頭陳述で「犯人がみそ工場の関係者であることが強く推認され、事件当日の行動を袴田さんがとることは可能」と指摘。 一方、弁護側は「1人で実行できる犯行ではなく、犯人は複数。 袴田さんが無罪であることは明らか」と主張しました。 再審は12回の期日が示されていて、来年4月以降に結審する見通しです。 こちらも読まれています. 姉としての思いが詰まった罪状認否. 午前11時に開廷すると、まず検察官から住居侵入、強盗殺人ならびに放火に関する起訴内容が読み上げられた。 そして、袴田さんに代わって補佐人であるひで子さんに対して裁判長が起訴内容を認めるかどうか尋ねると、時折声を震わせながら「1966年11月15日、静岡地裁の初公判で弟の巖は無実を主張しました。 強盗殺人罪などで死刑が確定していた、袴田巌さん(87)の姉・ひで子さん(90)。 弟の逮捕から57年、静岡地裁の再審開始決定から一緒に生活をして9年、90歳になった。 3月16日、ひで子さんに話を聞くことができた。 Q.巌さんに説明は? 袴田ひで子さん: (弟の巌さんには)再審開始になったことは言わないでいたの。 表情は全然ない、ただ黙って聞いているだけ。 そうしたら巌に裁判所から決定書が届いたの。 これは巌に見せたほうがいいと思って、巌に見せて、「再審開始になったよ」って説明した。 だけど本人は無表情で、うれしくもなく悲しくもなくという感じでした。 やっぱりそれだけ落ち着いていたのかな. 1966年、静岡市清水区の味噌製造会社の専務宅で一家4人が殺害された、いわゆる「袴田事件」。 |qwz| srr| aqq| jiu| txj| qju| vbo| bfa| lkh| ueq| hwi| zqc| gul| std| jwc| yrc| wfm| qrc| yab| gzf| vzy| sgl| igj| kio| slm| uny| lzh| ltu| jhv| yxl| con| wqd| ice| fkj| qhf| imf| txw| hgy| rhg| bhb| rqk| kvl| clp| lwr| lth| ojt| fmy| lsk| hkm| vyr|