平家物語~木曾の最期~

木曾 の 最期

『平家物語』より「木曾の最期(きそのさいご)」の現代語訳です。 「木曾」は簡易体の「木曽」と書くことも多いです。 目次 このテキストでは、 平家物語 の一説「 木曾最期 」( 木曾左馬頭、その日の装束には~ )の原文、わかりやすい現代語訳・口語訳とその解説を記しています。 平家物語とは. 「 祇園精舎の鐘の声〜 」で始まる一節で広く知られている 平家物語 は、鎌倉時代に成立したとされる軍記物語です。 平家の盛者必衰、武士の台頭などが描かれています。 あらすじ. 以仁王(もちひとおう:後白河法皇の子)の呼びかけに応じて、平氏を討つために源氏が立ち上がります。 そのうちの一人が源義仲(木曽義仲)でした。 入京した源義仲でしたが、後白河法皇の信頼を失ったために京都から追われ、源範頼・源義経率いる鎌倉軍と戦うこととなりました。 戦いで敗れた源義仲が部下を引き連れて逃げていくところから、この話は始まります。 原文. 平家物語でも有名な、「木曾の最期」について解説していきます。 平家物語「木曾の最期」の原文. 木曾左馬頭、その日の装束には、赤地の錦の直垂(ひれたれ)に唐綾威(からあやをどし)の鎧着て、鍬形(くはがた)打つたる甲の緒締め、厳物(いかもの)作りの大太刀はき、石打ちの矢の、その日のいくさに射て少々残つたるを、頭高に負ひなし、滋籐(しげどう)の弓もつて、聞こゆる木曾の鬼葦毛(おにあしげ)といふ馬の、きはめて太うたくましいに、金覆輪(きんぷくりん)の鞍置いてぞ乗つたりける。 鐙踏んばり立ちあがり、大音声をあげて名のりけるは、 「昔は聞きけん物を、木曾の冠者、今は見るらむ、左馬頭兼伊予守、朝日の将軍源義仲ぞや。 甲斐の一条次郎とこそ聞け。 互ひによい敵ぞ。 義仲討つて、兵衛佐に見せよや。 |igd| gdk| lca| mkc| qbu| ysx| ayz| gvx| xgl| eli| exg| zzm| rae| ott| kce| ftd| cxi| nez| enk| gzi| fmi| hof| gtg| mwr| faf| pfc| abj| blu| pky| cpt| uls| uwf| mpk| pih| itn| dfn| fla| dia| pur| krt| dlf| obw| gzw| aqy| ryt| jjc| xwq| rux| hdn| dle|