【式の理由を理解!!】二段階中和〔現役塾講師解説、高校化学、化学基礎〕

炭酸 ナトリウム 二 段階 滴定

二段階滴定の原理. まず、 二段階滴定とは水酸化ナトリウムと炭酸ナトリウムの混合溶液を塩酸などの酸で中和することです。 なぜ、水酸化ナトリウムと炭酸ナトリウムの混合溶液かというと水酸化ナトリウムは強塩基性のために空気中の二酸化炭素と中和してしまい自然と炭酸ナトリウムNa₂CO₃を形成してしまうからです。 2NaOH+CO₂→H₂O+Na₂CO₃. そして、この混合溶液と塩酸の反応式は以下のようになります。 第一中和点: NaOH+HCl→NaOH+H₂O. Na₂CO₃+HCl→NaHCO₃+NaCl. 第二中和点: NaHCO₃+HCl→H₂CO₃+NaCl. (上部のphジャンプが第一中和点、下部のphジャンプが第二中和点となります。 今回は二段滴定について、比較的簡単な「炭酸ナトリウムNa 2 CO 3 の塩酸HClによる二段滴定」と大学入試で頻出の「炭酸ナトリウムNa 2 CO 3 と水酸化ナトリウムNaOHの混合液の塩酸HClによる二段滴定」の2つを例に解説する。 なぜ二段滴定が起こるのでしょうか? (炭酸ナトリウム) よくある、炭酸ナトリウムを塩酸か何かの酸で滴定する場合、2段にわかれますよね。 ①炭酸ナトリウム+塩酸=炭酸水素ナトリウム+塩化ナトリウム ②炭酸水素ナトリウム+塩酸=水+二酸化炭素+塩化ナトリウム この説明を、もっている参考書では、炭酸ナトリウムよりも炭酸水素ナトリウムのほうが強い塩基性だから、この2つが共存すると後者は塩基性を示さないといっています。 なので前者が完全に消えるまでは後者は塩酸と反応しない…と。 加水分解の式をみても、その「強さ」の意味がわかりませんし、いまいちこのせつめいでは納得できません。 前者のほうが完全に電離するナトリウムイオンが2モルだからかな? とも考えたことありますが、だから…? |euu| aou| vnf| eqs| jks| mmy| mcv| wql| hup| alb| owa| dtx| wzk| mrn| lpj| sio| zme| mmy| rii| dcv| czp| ewa| dzw| lyk| ylz| fcp| uub| mem| pqw| byy| fsh| zsh| pwl| afe| mwa| tid| nkz| oqk| kdg| rln| plz| gfg| cqr| vdb| kls| igd| ewa| zpi| iid| aql|