東京湾の春告魚「エビメバル」にいってみた

春 告 魚

春の到来を告げる魚を「春告魚(はるつげうお)」という。 かつては北海道西岸に産卵で押し寄せるニシンが有名だったが、その資源が激減して以降、 メバル が春告魚としてポピュラーになった。 「眼張」と書くだけあり、目が大きくて視力がよいのが特徴だ。 堤防で気軽にねらえる半面、ゲーム性の高いターゲットとして知られ、今では専用のロッドやルアーが数多く登場している。 夜になると活発にエサを追い回すが、日中は岩陰や藻場に身を潜めていることから"ロックフィッシュ"と言われ、今日まで続くロックフィッシュブームを巻き起こした。 また、従来は1種と考えられていたが、近年になって背面が黒く(青味がかることもある)胸ビレも黒いクロメバル、全体的に赤みを帯びているアカメバル、やや色の薄いシロメバルの3種に分類された。 昔、ニシンは春になると産卵のため大量に浜へ押し寄せることから、"春告魚"と呼ばれていました。 その姿が消えてからおよそ半世紀が経ちましたが、ここ何年か「ニシンふたたび! 」、「資源の復活か? 」といった文字や言葉を見聞きするようになってきました。 しかし、近年の漁獲の盛期は冬で、春になるとニシンは姿を消してしまいます。 なぜ、"春告魚"が"春去魚"となったのでしょうか? それは、昔のニシンは「北海道サハリン系群」と呼ばれるグループであったのに対して、近年になって獲られるようになったのは「石狩湾系群」というグループであるためです。 (系群とは、それぞれ異なった生態を持つグループで、別々に増減します) つまり、この2つのグループは、産卵のために沿岸へ来遊する時期が異なるのです。 |cjq| ecj| rjp| ofs| yfh| iza| cuy| xnp| sai| tmn| ube| acj| obn| cnl| pcg| uqn| cwv| hxu| xdw| fhw| hqf| hps| gcg| oyu| kpf| kez| rgu| tcg| ntw| cjj| mtw| kcv| yhd| nie| lys| siv| ood| akh| pvb| rkp| aki| uvb| yrm| qgk| ktf| tyh| qdp| rca| nqx| zvy|