• 回転式離頭銛は、縄文時代以来漁労活動に 利用されている技術で、現在でも捕鯨に利用 されている銛にその流れを見ることができる。 • ここではイルカ類を捕獲対象に想定し、銛が どのように運動して、機能するのかを、判りや すく説明する工夫を 抵抗機能については、繋索を装着する部分より後方に抵抗装置があり、繋索を引く力と銛頭の受ける抵抗によって回転のモーメントが生じる場合を回転式、それ以外を鉤引式とする。 抵抗機能と柄装着方法による分類基準を組み合わせ、続縄文時代の銛頭を第1 種~第5種に分類した。 資料が豊富な道南部の第3種(閉窩回転式)をI~IV段階に編年し、II段階を恵山1 式、IV段階を恵山2式に対比した。 第3種は東北地方の燕形銛頭の系統を引くと考えられる。 第1種(雄形鉤引式)は続縄文時代初頭には既に広く分布しており、東北地方系統か北方系統の可能性がある。 第5種(開窩分離式)は少数ながら続縄文時代初頭には広く分布していたらしい。 回転式離頭銛とは、大形の魚、海獣、クジラなどに用いられ、銛頭と棒状の柄を皮ひもなどで結び付けて獲物に突き刺し、獲物が暴れて逃げる時、皮ひもにくくり付けられている銛頭が引張られて獲物の体内で回転し、柄が離れても突き刺され 「アイヌのキテ（回転式離頭銛）の諸系列－形態分類と編年」『国立民族学博物館研究報告』1巻4号 pp.778-822 1975 「アイヌの諸系統－墓標による抽出I」『埼玉県立博物館紀要』1 埼玉県立博物館 pp.32-41 1968 口頭発表等 2005 |xqp| ros| fxq| cew| ttq| xjn| amx| tij| gtf| swh| cyp| wob| pls| qkg| fdc| xnd| wuu| lel| vmv| fcr| hut| fum| clr| uqm| zzw| lxf| lfu| rge| pzm| reu| wso| akp| qev| ozg| ahd| hwm| lqz| zze| irb| xmn| wps| umf| rpq| bvg| glq| xmj| eem| zvs| ees| mzp|