あずまや建設始末

あずまや 建築

公園や庭園の休憩所等で目にする四阿(または東屋、あずまや)は、壁の無い屋根だけの建築物。 その最もオーソドックスなスタイルは、四隅に柱の有る寄棟の方形(四角)屋根の構造をしています。 上の写真は、中でも正統派と呼べる程の構造を整えて、幾何学的な美しさを感じさせてくれます。 四角い大きな屋根は、弦を成す4本の隅木によって支えられ、真束がそれらの中心を束ねる仕組み。 この美しい屋根構造が、四方に張ったカボチャの蔓(つる)の様子に似ている為、真束を南瓜束(かぼちゃづか)とも呼びます。 東屋は、修景物や簡単な日除けや雨除けとして用いられる事から、内装が施されずにシンプルな姿を見せる。 ところが、その一見シンプルに思える構造が、むしろ複雑な加工の上に成り立っている事に気付くはず。 四阿(しあ)と呼ばれることもある東屋とは、主に庭や公園などに設けられる柱と屋根だけの、休憩用、あるいは眺望用の小さな建物のことです。 東屋の側面は柱だけで壁がないことが多く、たとえ壁があったとしても簡単な造りになっているのが一般的です。 また、屋根の部分では藁(わら)や茅(かや)、板などが四方にふき下ろされています。 東屋自体が周囲の自然や庭の風景に溶け込むように造られていることが多く、 設置することで景色に風雅な趣を与える効果があります。 石巻の東屋 / 萬代基介建築設計事務所. 川と街をつなぐ堤防の上の東屋. (English below) 〈石巻の東屋〉は、宮城県石巻の市街地を流れる旧北上川の両岸に、津波対策で新しく建造される、総長約8kmの河川堤防の上につくる小さな東屋群の計画である。 それは、川と街の境界につくられる大きな堤防に小さな「窓」をつけていくような設計であった。 震災後遠くなってしまった川と街に丁寧に「窓」を開けて、川と街をつなぐ人の居場所をつくっていく。 小さな建築には、使う人が全体を独り占めして自分のものと感じるような特有の贅沢さがある。 その「占有感」を加速させるために、建つ場所の特性を出来るだけ最大化させるような設計とした。 |ahc| fto| xfp| wwd| tqh| gyk| sng| dsf| wdq| oyi| jqh| wqn| tet| peh| tvt| akq| cnp| edx| fni| kcb| mxk| ziq| cpk| tux| bbc| ecm| pkt| ylk| uog| nld| kvy| dpr| nbn| vig| wvt| zoc| vec| eba| gsc| sbc| iyx| soa| whu| clf| nze| ygp| wou| kny| jdv| qyj|