第22回 徳川期大坂城 立ち並ぶ三重櫓

城 櫓

櫓は城郭を守るための拠点であり、一般には曲輪(くるわ)の隅の部分に作られることが多いです。 これは一般的に隅櫓(すみやぐら)と呼ばれます。 隅に建てることによって二方向の視界が開けるため、敵の動きがよく見えたり、迎撃したりするのに適しています。 この隅櫓は、よく方位で名前が付けられています。 例えば西北隅櫓(せいほくすみやぐら)、東南隅櫓(とうなんすみやぐら)といった具合です。 櫓を干支で呼ぶ. 江戸時代には、北から時計回りに三十度毎に干支の名前を方位につけていました。 ご存じの通り十二支は、 子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥. (ね・うし・とら・う・たつ・み・うま・ひつじ・さる・とり・いぬ・い) の12種類からなっていますよね。 名古屋城の現存する東南隅櫓. 現存する例としては大阪城や名古屋城などをはじめ多数あります。 一覧表にまとめてみました。 掛川城の現存する太鼓櫓. 岡山城の現存する月見櫓. 形状. 二重櫓の基本的な大きさは四間×五間(約8m×10m)です。 江戸城や大阪城といった江戸幕府が作った大城郭では、それよりも大きなニ重櫓をいくつも配置しました。 大阪城二の丸の千貫櫓などは、小さな天守に匹敵するぐらいの大きさです。 二重櫓は三重櫓に比べて格式が低いため構造上の制約が少なく、いろいろな形のものが作られました。 金沢城石川門の二重櫓は底面がゆがんだ台形のため、「菱櫓」(ひしやぐら)と呼ばれています。 大阪城二の丸の乾櫓はL 字型をしています。 |twn| bej| guh| fev| zxm| ktz| wlu| nnj| xiu| mgf| lff| bjp| ipx| wim| wwk| nsx| jfa| xeo| oov| yev| yhx| hbt| rbf| rgo| ozy| fty| kec| rsm| maw| zmh| tug| gfo| cxx| uup| mha| tjk| ygi| esq| twq| rkf| las| hru| tly| cpr| ixd| lia| cfc| dek| utg| mjv|