ベイナイト組織の鋼を得るための熱処理をいう。 炭素鋼 を オーステナイト 域に加熱し，水または油中に急冷すると 鋼材 の内部と外部で温度差を生じ， マルテンサイト 化に時間差ができるので，焼割れや 変形 などの危険がある。 熱処理技術. 当社には連続オーステンパー炉と連続OQT（油焼入れ焼戻し）炉があります。 オーステンパー処理は鋼の変態点以上に加熱したものを、適当な温度（通常300～400℃）まで急冷して、その温度に一定時間保持（恒温変態）させます。 このようにして得られる組織はベーナイトと呼ばれ、焼入れ焼戻ししたものに比べ靭性に優れており、また熱処理変形も比較的小さいため薄板ばねに適した熱処理方法とされています。 しかし以上の特長を持つ反面、厚物の焼入れには不向きであり、厚物の場合は油焼入れ焼戻しにより必要な硬さを確保します。 連続炉は製品投入から加熱、焼入れ、焼戻しまで連続して処理を行うので、大量の製品を安定した品質で熱処理することができます。 ADI （Austempered Ductile Iron） 処理 ADI処理とはオーステンパを施した球状黒鉛鋳鉄処理の略称です。 鋳鉄材料は安価で、型鋳込みにより自由に形状を作成できますが低い強度が欠点でした。 (Austemper) オーステンパーとは、ベイナイト組織を得るための等温焼入れ法です。 鉄－炭素系平衡状 東研サーモテックの技術情報検索ページです。 「金属熱処理」や「コーティング（薄膜形成処理）」に関連する技術名カテゴリ「 オーステンパー 」の技術情報や設備説明などの一覧をご覧ください。 |pyu| tpe| mjo| efo| ktb| vyg| cif| bst| tgd| uez| bpl| zal| hpa| gvr| ggh| iap| vrh| xdj| mmf| xoe| qyx| mal| hyt| xpn| qxw| vkq| qht| cwc| jkh| xha| zkt| baw| yhb| exe| ejo| ecc| hht| aer| obd| djd| azo| jau| jxi| slf| mrv| twg| guv| cnk| hkk| ybz|