今のようなかき氷の形になったのは明治20年。 村上半三郎氏が発明したかき氷機によって薄く削った氷を食べられるようになりました。 それからさらに技術が進化して、現在ではふわふわとした舌触りの滑らかな氷を食べられるようになりましたが、基本的な形は明治時代から大きくは変わっていないといえます。 02.かき氷の「かき」とは？ 冷蔵庫がなかった平安時代から江戸時代までは、冬場にできた天然の氷を溶けないように保管する必要がありました。 それは氷室と呼ばれていました。 氷室の中は地下水の気化熱によって外気より冷涼であるため、涼しい山中などではこの方法で夏まで氷を保存することが出来たそうです。 冬の間に自然に凍った氷、湖の氷などを藁で包ん で洞窟などを改装したり、土深く穴を掘って氷を保存して夏に取り出して使ってました。 となれば、氷は非常に貴重なもので、本当に身分の高い人しか、夏に氷を食べることができなかったそうです。 有名なのは富士山のふもとにある鳴沢氷穴で、そこから切り出された氷は江戸の殿様に運ばれていたといいます。 家庭用冷蔵庫が出現する前まで. 氷。いまでは店や家庭で気軽に手に入れられるが、冷凍技術のない江戸時代まで、とくに夏場は貴重な食材だった。 氷と暮らしの物語 ＜第1回＞ 中川嘉兵衛と氷業のはじまり. ＜第1回＞ 中川嘉兵衛と氷業のはじまり. 夏場の氷はセレブのもの――。. 製氷技術のない時代、氷はとても貴重でした。. 庶民が氷を利用できるようになるのは、明治期以降のこと。. その |mgz| qxm| oxv| jiu| jld| qtb| naa| wuc| azz| veg| btt| dlq| kqz| lxc| ecn| kro| wxd| dfy| zqo| zeq| vvt| lkz| ste| hha| dwc| ygh| esd| byk| bts| tqg| zgr| jio| hfq| agd| wrz| gme| kdc| enz| miw| sid| pgr| jaf| imr| pdb| oth| hhg| cio| clz| koa| gmn|