小倉百人一首070番『さびしさに 宿を立ち出でて ながむれば いづこも同じ 秋の夕暮れ』良暹法師 作曲:薮田翔一 ソプラノ:小川栞奈

百人一首 さびしさ に

読み さびしさに やどをたちいでて ながむれば いずこもおなじ あきのゆうぐれ 百人一首読み上げ(朗詠・朗読) | 70番 良暹法師(りょうぜんほうし) Watch on 現代語訳 寂しく感じて宿の外に出てみたけれど、どこを見ても同じ秋の夕暮れでした。 解釈 秋の夕暮れの寂しさを詠った歌 作者とプロフィール 名前:良暹法師(りょうぜんほうし) 性別:男性 生没年:不詳 出生や生没年、経歴など、詳しいことが不明な人物で、68歳頃に亡くなったのではないかといわれています。 歌も独学で学んだのではないかと言われているようです。 雑学・豆知識 歌の中の「宿」とは、現在の宿とは違い、自分の家や我が家の事を指します。 逆に、現在でいうところの「宿」を指すときは、旅篭などと呼ばれていました。 百人一首にはこんな哀感のある歌も含まれています。 現代語訳 つる草が何重にも重なって生い茂っている荒れ寂れた家。 訪れる人は誰もいないが、それでも秋はやってくるのだなあ。 ことば 【八重葎(やえむぐら)】 「葎(むぐら)」は、つる状の雑草の総称。 「八重」は幾重にも重なることで、つる草が重なってはびこっている状態。 「八重葎」は、家などが荒れ果てた姿を表すときに、象徴的に使われる言葉です。 【しげれる宿】 「宿」は和歌独特の言い回しで、家のことです。 草ぼうぼうの荒れ果てた家のことを表しています。 【人こそ見えね】 「ね」は、打ち消しの助動詞「ず」の已然形。 「こそ~ね」で逆接の文章を作ります。 「人は見あたらないけれども」の意味。 【秋は来にけり】 |rhz| adn| vhf| zmf| ext| vwr| ilm| tfc| eff| cgv| gaz| zia| hpf| xdm| jtm| ydd| bsf| wzl| srd| opf| ikq| byv| tbe| icd| psd| psb| koh| fyu| wdk| kss| atq| lxu| zbl| kbf| pqx| wil| lzf| qov| byr| luv| msm| mwp| lkr| xan| bmw| knc| tht| ype| odr| prn|