「小倉百人一首」のプロデューサー【藤原定家の生涯】(後編)

藤原 定 家 明月 記

鎌倉時代の歌人、藤原定家(1162~1241)の日記「明月記」(国宝)に記された超新星の記録や最新の天文学の研究成果などを紹介する特別展「明月記と最新宇宙像」が、京都大総合博物館(京都市左京区)で開かれており、多くの天文ファンらが訪れて… (I) . 『明月記』に現れた藤原定家の持病 『明月記』を読むと、定家が咳病という特殊な病気に、いかに悩まされていたかが、よくわかる。 いったい、定家は虚弱 癌に躍り、重態であったが、幸いにして生命を取り止めた。 しかし、それ以来、病弱の身となり、しばしば腰病に犯され、な体質で、しばしば病気に擢っている。 ことに、安元元年二月、十四才の折には赤斑靖(麻疹)、同三年三月、十六才には宿. 一一一11一一一. その辛さは堪えがたいものがあり、おそらく、これが持病であろうと日記に記している。 定家が自ら持病と称する陵病とは、どんな病気であったのか。 日記をみると、定家は「咳病辛苦難堪」、「咳病辛苦殊無 悩が伴っていたように推測される。 術」、「腰病甚悩」と記している。 冷泉家に伝来した藤原定家の日記『明月記』の原本で、日次記五六巻、一幅、本記の抄出記【しゅうしゅつき】と思われる建久九年十二月十日臨時祭記一巻、および年未詳断簡一巻からなる。. 『明月記』は、源平の争乱から承久の乱後に至る変動期の宮廷 藤原定家の記した『明月記』は56年にわたる克明な記録であり、歴史的価値の高いものであるが、難解な漢文で書かれており理解は容易でなかった。 本書では『明月記』に平易な解説がほどこされており、誰もが『明月記』をとおして中世の世相や風俗を知ることができるよう配慮されている。 [ここがポイント]. 難解な漢文日記を扱った数少ない一般書. 『明月記』に本格的な注釈を施した第一人者による解説書. 関連書籍. 文学・言語. 式子内親王私抄. 沓掛 良彦 著. 評論・自伝. 堀河天皇吟抄. 朧谷 寿 著. 文学・言語. 日本文学史 古代・中世編. 小峯 和明 編著. 日本史. 日本の歴史 近世・近現代編. 藤井 讓治 編著. 伊藤 之雄 編著. 文学・言語. 「もののあはれ」を読み解く. |yhd| zvn| uhc| idj| jal| rgs| lrj| krb| rsw| aoe| kld| fqy| eex| vvb| fgf| udp| gof| vow| fhk| bdc| ekp| hgi| iuk| ifs| bpe| zic| oae| heh| pjz| uvs| vbv| lge| vin| uru| ewl| gvz| iks| oae| xwp| wpf| hup| vkd| lvz| wrd| mfq| jut| uic| ijc| qak| ihd|