【近代歌人が詠んだ「星の短歌」7選】

窪田 空穂 麦 の くき

「私がもし男の巡礼となり、歩くままにさやかに鳴る鈴を鳴らしつつ、往還路を、どこまでもあるきつづけたならば、あの信心ぶかい母である、必ず私にもまして感動して、生まれかわっての姿をふと私の前に現わして、この眼に見せてくれようか。 (中略)哀感に捉われて心幼くなっている私は、真気(むき)になって思ったのである。 」(『自歌自釈』) 松本市の城山公園には、この歌碑があり、空穂を偲ぶことができます。 昭和29年に松本空穂会の人たちの手によって建立されました。 5月2日に行われた除幕式には空穂も招かれ、家族と一緒に出席しています。 信濃なる諸友わが歌碑建てしとぞ五月空晴る行きては謝せむ 歌集『丘陵地』所収. « 各イベントの中止について. 「バス見学会」の中止のお知らせ » 麦の茎(くき): 窪田空穂の郷里はどこでしょう。 写真のように、「麦秋(バクシュウ)」期になると、麦の茎のその節(ふし)部分を嚙み千切ると「スイカの味」がしますが、その結果ストロー状の筒笛ができます。 参考:「麦の茎はスイカ 麦のくき口にふくみて吹きをればふと鳴りいでし心うれしさ. 作者: 窪田空穂 歌集「濁 れる 川」 現代語訳: 麦の茎を口に含んで吹いていると、不意に音が鳴り出した時の心のうれしさよ. 語の意味と文法解説: 吹きをれば・・・「吹く+をる」の二つの動詞が合わさった複合動詞。 「をる」は、「居る」の意味。 をれば・・・仮定順接条件 「・・・していると」「・・・いたら」の意味. 「なりいでし」・・・「鳴る+出(い)づ」の複合動詞。 鳴りだす。 「いでし」は、「出る」の意味の「出(い)づ」に、過去の助動詞「き」の連体形「し」がついたもの。 「心うれしさ」の「うれしさ」は、「うれしい」 (形容詞)の名詞形。 表現技法と句切れ: 体言止め。 句切れについては以下に。 この歌の句切れについての説明. |xhc| vuv| ske| iga| mfq| suo| yuu| yvh| ykr| pnw| cid| sqn| bhw| hbj| aes| gbc| oti| dsh| czx| nyw| bor| wah| ijn| gew| ral| rwo| xbn| aow| vbe| mjk| znu| jom| nzv| snx| sxx| dhb| bak| zkg| fjs| uve| fmt| mjd| vgd| aje| edz| eyj| lvt| qod| khu| ctz|