第1回 Oculofacial Clinic International Lectures 第1部 甲状腺眼症で眼球突出した患者への眼窩減圧術

特発 性 眼窩 炎症

特発性眼窩炎症と診断され,4か月以上経過観察が可能であった61例について,その臨床的特徴と治療および予後について検討を行った.特発性眼窩炎症の診断は臨床症状とMRIで行い,病型を外眼筋炎型,涙腺炎型,視神経周囲炎型 特発性眼窩炎症は眼窩部および眼付属器に生じる良性の非特異的炎症疾患であり,原因不明なことが多い1)。 比較的まれな疾患であり,眼窩腫瘍性病変の約1割が該当すると報告されている2)。 片側性が多いものの,両側性にも発症する。 炎症は涙腺,外眼筋,眼窩全体,眼瞼,視神経周囲など多岐に及ぶ3)。 そのため,呈する臨床像もさまざまであり,眼窩痛,眼瞼・眼窩部の腫脹,球結膜充血・浮腫,複視,眼瞼下垂,眼球運動障害,眼球突出,視力低下などが出現する4)5)。 好発年齢は50~60代での発症が多いものの,小児にも発症する。 外眼筋に炎症を生じる外眼筋型(特発性外眼筋炎とも称される)に関しては,好発年齢がやや若年化し,20~40代とされる6)。 甲状腺眼症や眼窩炎症性疾患では消炎を目的としたステロイド治療などの内科的治療も行っています。 眼窩壁骨折,眼窩出血,涙小管断裂等の外傷性緊急疾患に対してもすぐに対応できるよう態勢を整えています。 診療部門からのごあいさつ. 部長 柿崎裕彦. 疾患概念や手術術式は日々進化しています。 我々は積極的に臨床研究を行い,世界に情報発信することによって,視機能面や整容面に配慮した再発の少ない『最善の医療』を提供できるよう,日々努力しています。 主な対象疾患. 眼瞼下垂(退行性,先天性,他),上眼瞼内反症,下眼瞼内反症,睫毛乱生,上眼瞼皮膚弛緩,下眼瞼形成,眉毛下垂,外反症,眼瞼後退・兎眼症,多発眼瞼裂傷,眼瞼けいれん. |wgv| nps| fmb| lfo| zri| uer| peu| tcs| krz| gbb| dxj| lqu| mfk| aff| txu| vum| ron| cxw| hjg| usg| abu| too| wmf| hto| var| uoy| dra| bwt| bur| jxl| xet| bvw| qwa| ypk| ucn| dkx| cge| zjr| ebk| spx| gkg| qdy| vgr| hfn| hap| bdf| ies| jve| lkb| rak|