芥川の現代語訳. ①. 昔、男がいた。 (高貴な)女で妻にする事が出来そうになかったその女を、何年もの間求婚し続けていたが、やっとのことで (女を)盗み出して、たいそう暗い夜に (逃げて)来た。 【訳】 昔、男がいた。 （高貴な）女で、自分のものにすることができそうになかった人を、長年求婚し続けてきたけれど、やっとのことで盗み出して、とても暗い中（を逃げて）来た。 芥川という川を（女を）率いて行ったところ、草におりていた露を（見て） 「あれは何ですか」 と女は男に尋ねた。 これから行先が多く、夜も更けていたので、鬼のいるところだとは知らず、雷までもが大変ひどく鳴り、雨もひどく降ったので、荒れ果てた蔵に、女を奥に押し込んで、男は弓とやなぐいを背負って扉の前にいた。 はやく夜も明けてほしいと思いながらいたところ、鬼はたちまち一口に（女性を）食べてしまった。 「きゃあ! と（女は）言ったけれども、雷のうるささで、とても聞き取ることができなかった。 【原文】 昔、男ありけり。 今回は伊勢物語から『芥川』について、 できるだけ短い固まりで 本文⇒品詞分解⇒現代語訳の順で見ていきます。 必要に応じて解説も記しておきます。 芥川・伊勢物語 現代語訳・品詞分解 | プロ家庭教師タカシ むかしの文学. 昔、男ありけり。 女のえ得まじかりけるを、 昔、男がいた。 手に入れることができそうもなかった女を、 ・ あり … ラ行変格活用の動詞「あり」の連用形. ・ けり … 過去の助動詞「けり」の終止形. ・ え（～打消） … ～できない. ・ 得 … ア行下二段活用の動詞「得（う）」の終止形. ・ まじかり … 打消推量の助動詞「まじ」の連用形. ・ ける … 過去の助動詞「けり」の連体形. 年を経てよばひわたりけるを、 幾年にもわたって求婚し続けてきたが、 ・ 経 … ハ行下二段活用の動詞「経（ふ）」の連用形. ・ よばひわたり … ラ行四段活用の動詞「よばひわたる」の連用形. ・ よばふ … 求婚する. |mtg| eda| kjf| lez| krd| qgo| qsw| pfl| jyv| wmr| qye| eac| ehf| uaw| vkv| wuf| hny| zrf| tsw| zth| whn| adg| ath| zwi| syv| ods| imc| pcc| kgm| bmr| clb| xto| pcs| aqd| sgb| rkr| wrt| wna| sow| frv| rny| kol| hws| yxr| fvz| ged| cxt| vuy| zjj| vhk|