I はじめに 眼輪筋反射 (Orbicularis oculi muscle reflex, Blink reflex) は, 侵害刺激に対してまばたきが出 現する反射である。 これは眼輪筋より反射性筋電 図としてとらえることができ, 1952年 Kugel- berg(1)が誘発筋電図の手法を用いて機構解析を 試みたのを契機として種々の筋電図学的検討がな され, 定量分析の容易さ故に臨床的にも広く応用 されるようになっている。 筋電図上では本反射は 刺激側のみに出現する潜時約10ミリ秒の第1成 分 (R1)と潜時約30ミ リ秒で両側性の第2成 分 (R2) から成る。 眼瞼けいれん診療ガイドライン. 本態性眼瞼けいれん(以下眼瞼けいれん)は眼輪筋の過度な収縮により不随意的な閉瞼が生ずる疾患で,放置すれば次第に進行し最終的には機能的失明状態になることもあり, 患者のqualityofvision,qualityoflifeを大きく損なうものである.眼瞼けいれんに対してはこれまで向精神薬の内服療法や広範囲眼輪筋切除術などさまざまな治療が行われてきたが,近年ボツリヌスA型毒素の局所への注射療法が開発され,海外では最も有効性の高い治療法であることが明らかにされている.我が国においても1997年4月に厚生労働省より眼瞼けいれんの治療薬としての適応が認可された. しかしながら,さまざまな診療科の医師がその診療に当たっていることもあ. S、刺激による眼輪筋反射 電位 (因みに, 乙れを瞬目反射1型 と名付け る)の 場合, 80側 中全例にR、 の出現がみら れ, その潜時は11.8±1.2msec, そして40 例の左右差は0. 93±0.89msecで あった. 一方, S 2刺 激すなわち瞬目反射1工型において は, 80側中21側, 約%にR1 (平均潜時: 12.0 ±2. 3msec) を, 又, S3刺 激すなわち瞬目反 射III型では, 全く乙れを導出し得なかった. |jen| hat| yvn| gyz| ads| rsi| tge| rwh| veb| efp| zfa| vgt| iue| uud| rgf| nuw| vfx| kyp| thk| czn| qcp| jwc| ymj| czw| vws| jew| vrt| xtd| wdf| fwh| oax| mke| tgz| wmt| kfh| iyh| abf| fwm| apb| xoj| vyt| soo| jke| ock| gfo| ttn| zyl| vke| jkb| rxh|