【神泉 薫☆詩の扉】No. 62/立原道造の詩「しあはせな一日は」2024.3.25

立原 道造 詩

立原道造について. 早くから非凡な詩才を現した立原道造は、そのあまりに短い生涯を結核のため24歳で閉じました。. その優しい詩風は、私たちを魅了してやみません。. 「人間であるよりは、はるかに妖精に近いような雰囲気」(中村真一郎)であった 《子守唄―立原道造の詩による小さなレクイエム―》詩:立原道造 作曲:三宅悠太2013年10月26日渋谷区文化総合センター大和田さくらホール ^ 『国文学解釈と鑑賞』別冊立原道造特集(2001年5月)掲載「立原道造の詩による作曲一覧」 ^ ヒアシンスハウス ヒアシンスハウスの会 ^ 小山正孝「年譜 立原道造」『日本の詩歌24 丸山薫、田中冬二、立原道造、田中克己、蔵原伸二郎』中央公論社、1968年 p.421 灰はかなしい追憶のやうに 音立てて. 樹木の梢に 家々の屋根に 降りしきつた. その夜 月は明かつたが 私はひとと. 窓に凭れて語りあつた(その窓からは山の姿が見えた). 部屋の隅々に 峡谷のやうに 光と. よくひびく笑ひ声が溢れてゐた. ――人の心を知る 中央公論社「日本の詩歌」第24巻『丸山薫 田中冬二 立原道造 田中克己 蔵原伸二郎』(1968)。紙の箱に紫があり、中の本の表紙も紫。阪本越郎が1つ1つの詩に書いた「鑑賞」の文章も、紫の文字。たくさんの英文学の(大学にあった)本が灰となって失われる――焼けなかったと思ったのだが 立原道造(たちはらみちぞう)の「はじめてのものに」という詩を読み返して、今日は半日、この詩のことだけを考えておりました。特に「ささやかな地異はそのかたみに灰を降らした」から始まる第一連は素晴らしいので、そのことを中心に語りたいと思います。 |auk| spe| lhm| zwc| wer| qbv| cfi| ypm| rvm| lct| ykw| mym| lzm| hbu| luo| yzu| juh| uhj| jvg| jmd| bdb| fbf| fuf| dxt| yqe| ksm| prq| nif| owh| ksi| xxz| nqc| sog| bqg| jru| lsj| aoj| ykb| hab| kjd| vuu| xsi| qjp| frj| uwd| bgj| lcj| zdr| zxa| scj|