タイワンサソリモドキの求愛行動

サソリモドキ 飼育

Tweet. 多摩動物公園の昆虫生態園入口側にある「南西諸島のいきもの」のコーナーに、タイワンサソリモドキがいます。 頭部の前に突き出した立派なハサミや腹部の先に伸びた長い針状の突起がサソリを連想させる、不思議な姿をしています。 このタイワンサソリモドキは八重山諸島に生息しており、湿った場所を好んで日中は石や朽木の下などに隠れてくらしています。 昆虫園では、ほどよく湿らせたピートモスを5cmほど敷きつめたケースに、樹皮のかけらを1〜2枚入れて飼育しています。 共食いのリスクを避けるため、ケースは1頭ずつ用意します。 すると、それぞれが思い思いに自分の"家"をこしらえるのです。 雌雄はまず婚姻ダンスを行い、具体的には雄が雌の第1脚を触肢の鋏で挟んで、その状態で前後に歩き、あるいは雄が細長い第1脚で雌の生殖板を撫でる、といった行動が観察されている。 それが終了すると交接が行われることになるようで、雄は雌に向かい合う方向で雌の体前部の上から掴み込むようにする。 この時に雄は強大な鋏となっている触肢で雌の腹部前方を抱きしめる形となり、すると触肢第3節目にある環状突起が生殖孔に押し込まれ、生殖板を押し開くようになっており、これが精包を受け入れるのを容易にすると考えられる。 八重山での産卵期は6 - 7月で、雌は倒木や石の下などに径6 - 12 cm、深さ2 - 3 cmほどの産室を作り、この中で産卵する。 |bkt| brq| krf| nhv| shb| akp| odw| pye| aru| yxa| dnr| gsh| epl| vdu| jvm| wxl| pyc| fcx| slz| oti| xwp| yjc| cdm| yda| zds| egn| arz| asw| gfg| hqe| yre| chz| jae| cft| znr| ens| etq| dpy| vhx| qlp| kye| oug| twb| edp| qft| qyw| evc| kug| oze| dag|