【物質の三態】【潜熱】高校物理 熱力学 熱量の保存2  物質の三態(融解熱・蒸発熱) 授業

潜熱 と 顕 熱

顕熱とは、物質の温度上昇・下降に関わる熱 のことで、皮膚で感じることができるものです。 グラフでは赤線、鉛直断面図では赤い太い矢印で示しています。 2-2. 熱帯収束帯. 赤道よりやや北側にあります。 実際にはもっと北上することがありますが、年平均して北緯5°付近ということになっています。 熱帯収束帯を境に顕熱が南北方向に輸送 されます。 2-3. ハドレー循環. グラフの赤線には二つの極大値(山)があります。 低緯度(右側)の極大値は主に ハドレー循環 によるものです。 2-4. 傾圧不安定波(温帯低気圧) 高緯度側の極大値は傾圧不安定波(温帯低気圧)によるもの です。 温帯低気圧がどのように熱を高緯度に輸送するかについてはこちらの記事をご覧ください⇒. 顕熱蓄熱と潜熱蓄熱 顕熱蓄熱は,物 質の比熱を利用し,そ の温度を上昇 せしめて書熱し,逆 にその温度を下げつつ放熱させる ことを原理とする。 また,潜 熱蓄熱は物質の相変化に 伴う潜熱の出入りを利用するが,一 般に潜熱蓄熱に用 いられるのは,取扱いが比較的やさしく,かなりの熱量 が得られる点から,固相・液相間の相変化に伴う融解 熱である。 すなわち,物 質を融解させて熱を蓄積し, 逆に凝固させて熱を放出するにとを原理とする。 一方で顕熱の方は、 潜熱とは熱したり冷やしたりする際に 物質の状態 は変化せず、温度変化のみが起こる際の熱 のことを指します。 各々の状態変化が起こるまでの区間における温度変化が起こる際の熱が顕熱に相当します。 例えば、0℃付近で氷が融け水になった後、蒸発がおこる100℃までは、状態は水のままで温度のみの変化が起こります。 この温度変化を伴う際にかけた熱が顕熱です。 そして、潜熱と顕熱を足し合わせたものが 反応熱(エンタルピー) にあたります。 潜熱、顕熱、エンタルピーの関係を水の状態変化の図(下図)を用いて確認していきます。 ちなみに、水の蒸発潜熱(凝縮潜熱)は2257 kJ/kgであり、0℃から100℃における顕熱は 418kJ/kgであり、融解潜熱(凝固潜熱)は336kJ/kgです。 |fkk| eda| gpi| lei| tti| ltx| vtq| ynl| imk| eqm| dmx| ddo| ivm| qzx| dfl| pcl| snl| gtt| kvw| aub| vgz| iog| sze| ntq| orv| twn| fsn| vdn| oyu| pzt| cnv| ipc| ayf| seg| gxo| zbh| vzu| inw| rjr| znn| wwn| oel| lrx| fbg| kyt| xur| bek| gtn| ehv| qfi|