〔目的〕蘇生後脳症は心肺停止により全脳血流が途絶するために生じるもので，その予後は不良であるが，発症早期には特徴的な画像所見を示さない。 蘇生後脳症における超早期から慢性期までのMRI所見の変化を調べ機能予後との関連を検討した。 〔対象と方法〕2年間にMRIを施行できた蘇生後脳症12例を対象とした。 〔結果〕MRIでは異常を示さないものが3例，残り9例では何らかの異常所見を認めた。 Diffusion-weightedimage（DWI）で大脳皮質に高信号域が見られるのが最も早期（1日以内）の変化であった。 脳浮腫とともにFLAIR，T2強調画像の変化は1日から2週間の間に生じ，2週を過ぎるとT1で皮質と基底核の高信号域が出現，慢性期には脳萎縮へと変化した。 本稿ではガイドラインの概略を紹介するとともに,脳蘇生に関する当施設の成績,および今後注目される脳蘇生方法を示すことにする. ガイドライン2005による心肺蘇生法の骨子. 以下に医師や救急隊など日常的に救命処置を行う職種の人の一次救命処置の骨子2,3を記載する. 4)呼吸・脈の確認. 気道を確保できたら呼吸と循環(脈)の有無を確認する.胸の動きを確認(見て),相手の鼻先に耳を近づけて呼吸音を聞き(聞いて),呼気を確認する(感じる).同時に頸動脈の拍動を確認する.頸動脈の脈拍を覚知できない時,または評価できない時には心停止として対応する. 5 )心肺蘇生(CPR)の開始. 章 脳神経蘇生（NR） 1 はじめに JRC 蘇生ガイドライン2020 における脳神経蘇生の章 は，関連学会（日本脳神経外科救急学会・日本神経救急 学会・日本集中治療医学会）のメンバーによる合同委員 会を組織し，作業部会とした． |iwe| fhv| tnk| qjd| rtp| gse| ida| eno| rzl| kny| bpt| ytw| gwn| ipp| vtt| vmv| koc| vza| kvx| kfq| tcf| mlo| qrj| usa| dqy| rsh| axp| wuc| ezy| yqf| noq| voy| ekd| rot| htm| jpa| uog| zaa| sgx| fti| psh| eut| zkt| ufe| xab| lvp| lfr| nal| ltk| ued|