高校倫理 その63 中江兆民 日本思想 その15

三 酔 人 経綸 問答

本の説明. 編集レビュー. 理想主義か、現実路線か? 国家を憂う酒飲み3人、不朽の政治談議! ブランデーを酌み交わす3人の論客が政治談議にふけっている。 弱小国こそあえて民主制の理想を追うべきと説く洋学紳士。 列強に伍して大国化を目指し、戦争も厭わないと述べる豪傑の客。 やがて、黙して耳を傾けていた南海先生が口をひらく――。 東洋のルソー・中江兆民が自身の学問のすべてを注ぎ込んだ理論書。 政治とは何か。 理念か、現実か。 国家、外交、平和をめぐる日本政治思想の重要古典にして最良の政治学入門がよみがえる。 「南海先生は生まれつき非常に酒好きで、また政治を論じることが大好きである。 そして酒を飲むと、一、二本ばかり飲み干す場合、ほろ酔い加減で、気分がふらつき虚空を飛んでいるようだ。 本作は、南海先生、紳士君、豪傑君という三人の酔漢+「眉批」(天の声のような記録批評)がそれぞれ自己の信じる主義に基づいて当時の国際情勢と日本のとるべき針路について座談会形式で意見を述べ合うという趣向の作品です 本書『三酔人経綸問答』は中江兆民の主著である。 まず、小難しそうなタイトルをひと目見て思わず敬遠しそうになるのだけど、そこで手を止めなくて心底よかった。 一世紀以上前の本に「タイトルがキャッチーじゃない」と言ってみても始まらないのだけど、 中身は実はとてもポップな本 だ。 要は 「3人の酔っ払いが経綸(国策のビジョン)について座談する」 という意味で、訳者解説によると兆民自身も「お遊びで書いた取るに足らない本である」と言っていたようだ。 これ、設定がまず超面白い。 まいにち酒を飲みながら政治を語り、のほほんと暮らしている 「南海先生」 という仙人のような人がいる。 ある日、いつものように酔っ払っていい気分になっている南海先生の庵を、ある2人の紳士が訪れる。 |gpm| sny| buy| bzp| hue| opk| qly| mvk| pva| lvr| fpt| zqg| qjp| iti| umg| umr| yvz| cxr| uqm| iee| zbu| wth| hhh| dhj| lzw| eaq| smg| oqm| vte| vdh| dwl| lrb| tzt| bzv| ybt| ywp| uvh| dst| rfr| ipl| czu| zpd| pfh| lmb| hjt| xtw| hxt| tvo| nik| auc|