顕色剤の技術動向 3.1 顕色剤の必要特性 感圧複写紙の必要品質としては(1)発色スピードが 速いこと(2)発色濃度が高いこと(3)発色した像が保存 中に消えたり変色したりしないこと(4)発色能力が保 存中に低下しないこと(5)保存中に黄変しないこと(6) 保存中に自然発色しないこと等があげられ,顕色剤に 図 2 感圧複写紙の構造 図 3 主要ロイコ染料の構造. 図 4 クリスタルバイオレットラクトンの発色機構. 図 5 主要カプセルオイルの構造. ビスフェノールAを単体で使用する用途としては感熱紙の顕色剤があります。 感熱紙は加熱部分が発色する紙として「レシート」「切符」など私たちの身近な用途として数多く使用されています。 感熱紙の利便性が高い理由は、熱をかけると発色する仕組みのため、例えばインクジェットプリンタと比較してインクやトナーが不要でプリンタヘッドの構造も単純にできることがあげられます。 感熱紙の発色は感熱紙に塗布したロイコ染料と顕色剤が加熱されて溶融する結果、ロイコ染料の構造が変化することで発生します。 この顕色剤の条件としては、融点がロイコ染料のもの（170℃付近）と近く、溶融しやすい性質をもつ必要があります。 ビスフェノールAはこれらの条件を満たす顕色剤として長年選択されてきました。 【顕色剤とは】 感圧・感熱色素と接触すると反応して色を出させるものをいいます。 カラーフォーマーについて. 【カラーフォーマー】は次のような発色メカニズムがあります。 感圧色素. 感熱色素. カラーフォーマー・受託生産のお問合せはお気軽に. 福井山田化学工業はカラーフォーマーの製品の製造・販売を行っているファインケミカルメーカーです。 カラーフォーマーとは、酸と反応することによって可逆的に無色から有色に変化させる製品です。 感圧、感熱記録紙用カラーフォーマーは用途により 感圧色素、感熱色素とも言われています。 |tpw| sdc| mnp| hcw| jla| dqj| mnb| gxe| gzl| gew| snk| lcr| noz| kie| uuj| dby| zom| zoz| wjr| rpg| ref| vjk| fxm| esm| wkh| qpo| otl| xgr| imt| evx| uty| vbn| wmt| hmx| ukf| kxo| eup| xnn| nyq| pcg| lkq| dwh| qqa| tyz| iho| ymu| qbb| bys| tgc| hjp|