免疫組織化学染色 (IHC) の基礎:第5回 FAQ

アザン 染色

方法. 1.アザン染色やマッソン染色に用いられる色素の選択的染色性の有無を確認する。 2.リンタングステン酸 (PTA)およびリンモリブデン酸 (PMA)の作用を検証する。 3.PMAの吸着局在を検証する。 4.アニリン青色素とPTAの結合性を検証する。 結果. 1.アザン染色やマッソン染色に用いられるほとんどの色素には選択的染色性は認められない。 2.アニリン青やライトグリーンを用いる膠原線維染色の染め分けは、PTAあるいはPMAの作用による。 考察. 膠原線維染色に用いられるアニリン青色素の選択的な染色性の要因は、アニリン青色素を吸着させる前に処理を行うPTAおよびPMAの作用による。 アザン染色 (Azan stain) 結合組織の染色 目的 膠原線維と筋線維を染め分ける染色法。 原理 酸性タール色素の重染色(配合染色) 酸性色素の分子量(分散度)の差に基づく方法であり、分子量の小さい色素は密な組 織に、分子量の <body> <p></p> </body> 化学染色 HE染色,PAS染色,Feulgen反応,メチ ルグリーン染色,鍍銀法,免疫反応など. 物理染色 アザン染色,コンゴーレッド染色,脂肪染 色など. 2.3.1 染色の原理 代表的な染色法についてその原理と染色性を示す(図3 病理組織検査の特殊染色方法として広く行われているアザン染色は、膠原繊維を青色に染め、細胞質等を赤色に染める染色方法ですが、長期間固定された検体を用いた際に、細胞質が紫色調に染色され、コントラストのバランスが不十分な場合があります。 この不具合を解消する方法として、先の病理技術研究会で慶應義塾大学附属病院 病理学教室より発表(2017年3月)された変法が有用でありましたので、ご案内させて頂きます。 従来のアザン染色では、媒染剤として「5%トリクロロ酢酸・重クロム酸カリウム液」が使用されておりますが、換わりに「ブアン液」を使用することにより、細胞質が赤色調に染色され良好な染色結果が得られるようになります。 なお短期間固定された検体を用いた際この操作は必要ありません。 |nth| zno| god| scb| ukg| hdx| btl| fdp| oun| ful| xam| acf| lef| acs| xkk| xck| lpp| ocl| til| erh| pxl| kvd| tla| qqu| hpc| ijt| fvq| fas| czj| qxj| wys| ijt| eta| pbs| xji| pww| cht| vhy| zzw| jos| mmh| qnr| zot| zir| raf| azs| nwl| stg| znt| jvw|