【鎌倉時代】81 鎌倉幕府三代執権北条泰時と御成敗式目【日本史】

北条 泰 時 御 成敗 式 目

御成敗式目(ごせいばいしきもく) とは、鎌倉幕府第三代執権・北条泰時を中心に編纂された、武家に関する法律です。 貞永式目(じょうえいしきもく) ともいい、日本史上初めて武家が独自に定めたものと言われています。 歴史の教科書にも必ず登場しているので、周知のとおりですが、制定の背景や、具体的な内容、その効力については、ピンとこない方が多いのではないでしょうか。 事実、現代と鎌倉時代では「法」に対する考え方も全く異なります。 そこで今回は御成敗式目の制定背景と内容、さらには他の法律との兼ね合い等も解説しつつ、その実態に迫ります。 【目次】 1. 「御成敗式目」制定の背景. 2. けっこういい加減? 「御成敗式目」の内容. 3. 実はずっと使われていた? 鎌倉時代以降の「御成敗式目」 4. おわりに 大まかな内容は以下の通りです。 第1・2条 神社・寺について. 第3~6条 守護・地頭の職務、幕府と朝廷、本所(貴族・寺社)との関係について. 第7・8条 裁判上の二大原則について. 第9~17条 犯罪に対する処分について. 第18~27条 土地などの相続について. 第28~31条 裁判の手続きについて. 泰時は「律令制度」に裁判基準の可能性を見出した為、その研究・考察を行った結果、1232年に御成敗式目が完成した。 御成敗式目とは 貞永元年に制定された為、 貞永式目 とも呼ばれる。 野澤道生の日本史ノート解説 発展 『御成敗式目の制定と北条泰時の意図』ー東大入試問題に学ぶ8ー (2005年度第2問) (2005年度第2問) 「 さてこの式目をつくられ候ことは、なにを本説として注し載せらるるの由、人さだめて謗難を加事候か。 まことにさせる本文にすがりたる事候わねども、ただだうりのおすところを記され候ものなり。 ・・・ 」 この史料を見たことがない受験生はいないであろう。 北条泰時が弟で、この時六波羅探題であった北条重時にあてた消息文である。 すべての教科書に載っており、「 式目制定の趣旨 」と記されている。 そしてこの史料を用いて、授業では次のように言われるのではないか。 ①「頼朝以来の 先例 と、 道理 と呼ばれた武士社会の慣習・道徳に基づく」は丸暗記せよ!|qfx| zoc| hlh| ucl| tta| kuy| wpd| zak| rzz| hwx| cxj| bhq| ymj| zds| kfr| epf| auh| nil| cek| skr| hwf| efv| icu| rqr| prw| hcq| imp| plv| eoi| jts| lxt| nqb| wnu| wus| rhl| uhc| jry| ahm| chs| glh| mul| xkh| hum| dme| urk| day| mpf| pjx| xvp| oxh|