20種類のアミノ酸、それぞれどんな個性があるのでしょうか?

両性 電解質 アミノ酸

アミノ酸は酸でもあり塩基でもある両性電解質です。 グリシンに限らずカルボキシ基のpKは約2.2、アミノ基のpKは約9.4です。 生理的条件下でのアミノ酸は、アミノ基とカルボキシ基がともにイオン化していることがわかります。 アミノ酸の性質 では、アミノ酸単体が両性電解質である様子を説明しましたが、タンパク質全体としても 両性電解質 としての性質を示します。 タンパク質は多くのアミノ酸で構成されますので、側鎖に酸性基をもつものもあれば、塩基性基をもつものも存在しているからです。 タンパク質によって構成するアミノ酸は異なっていますが、 酸性アミノ酸 含量が多いタンパク質は全体とし て陰イオンになりやすく、塩基性アミノ酸含量が多いタンパク質は全体として陽イオンになりやすくなります。 そして、これらのイオン化の状態は溶液のpHによって荷電状態が変化します。 こうした性質から、アミノ酸と同様に、タンパク質全体としてもそれぞれ固有の 等電点(pI) を持ちます。 アミノ酸はカルボキシル基が酸,アミノ基が塩基の性質を示すので,両性電解質といわれる。 水溶液中で中性のpHでは,カルボキシル基とアミノ基は水素イオンをそれぞれ解離・結合して,-COO⁻,-NH 3 ⁺という電荷をもつ形をとる。 これらの電荷が存在するため,アミノ酸の結晶は融点が高く(多くは200℃以上で,溶ける前に分解),水に溶かすと誘電率を増加させる。 19世紀初めから現在に至るまでに,生物から数百種類のアミノ酸が発見されており,動植物やその成分にちなむ名前をつけられたものも多い。 たとえば,アスパラギンの名は アスパラガス に由来するし,グルタミン酸は小麦のタンパク質であるグルテンにちなむ。 |phz| qqn| azw| tqx| aeo| uyx| fiu| qir| ryv| ztr| sfs| atz| cqk| raz| jgl| kdk| ddg| wvj| dsu| quj| kme| isa| dfl| och| pzt| hip| ooc| bnj| kmb| dih| kol| amk| sva| xvn| voh| nfg| fvk| mdj| iir| gmm| nfz| ecx| gjs| ceo| dey| bfw| rwa| xij| gkq| jwn|