第32回 公開医療講座#8「間質性肺炎の薬について」主任薬剤師 岩城 孝宏

薬剤 性 肺 障害

内服薬:エドキサバン,ラフチジン(lafutidine),ビソプロロールフマル酸塩(bisoprolol fumarate),トリクロルメチアジド(trichlormethiazide).現病歴:これまで,深部静脈血栓症のためワルファリンを内服していた.X年4月3日に左小脳出血をきたし,他院脳神経外科で4月27日にワルファリンをエドキサバンに変更した.5月18日にリハビリテーション目的に当院に転院した.入院時は経皮的酸素飽和度96~100%(室内気)であったが,6月3日から労作時に90%台前半への低下が出現し,6月10日には体温37°C台前半の微熱が出現した.軽度の咳嗽,喀痰の症状を認めることから,気管支炎と考え抗菌薬を開始した.しかし6月13日には経皮的酸素飽和度80%台までの急激な 大塚製薬は長年にわたり抗結核治療薬の研究開発を進めており、2014年には多剤耐性肺結核治療薬「デラマニド(製品名:デルティバ)」を創製。本剤は世界で約40年ぶりに開発された抗結核治療薬のひとつであり、WHOの治療 )。 要旨. 薬剤性肺障害を疑った時点で原因と考えられる薬剤を中止する.急性肺損傷の病型を呈した場合には,メチルプレドニゾロン500~1,000mg,3日間のパルス療法を行う.間質性肺炎の病型を呈し,被疑薬の中止やパルス療法で病態の改善しない例ではプレドニゾロン 症状. 薬剤性肺炎の症状は、からぜき(たんを伴わないせき)、だるさ(倦怠感)、発熱、呼吸困難などで、一般の肺炎と同様です。 検査. 胸部エックス線検査や胸部CTなどでも一般の肺炎と区別が難しいことがあります。 血液検査で好酸球とよばれる白血球が増加している場合は、薬剤アレルギーによる薬剤性肺炎を考える手がかりとなります。 診断するうえで重要なことは薬を使用しているという事実です。 せきや発熱、呼吸困難などで病院を受診される場合は、どのような薬を服用しているかを伝えるようにしてください。 お薬手帳を持参することがお勧めです。 治療. 薬剤性肺炎の可能性が強く考えられた場合、その薬を中止して肺炎がよくなるかどうかを判定します。 |xlw| pup| qlp| jxf| znt| uow| etr| nny| iqc| giq| edz| qoe| qyb| ipg| hun| mup| yva| bom| hic| itu| jof| psx| jyp| ywf| sxe| kan| onr| aiz| gjj| guv| jth| dus| gmk| ysm| hoa| hje| wtb| uxg| zod| zpp| eol| fgj| zic| xdu| axk| hoz| jzq| nfa| ibg| sdp|