【朗読】 魂枯 【夜行堂奇譚】

羅 城門 の 鬼

The Demon of Rashōmon, Ibaraki-dōji (羅城門の鬼、茨木童子) これはその名の通り羅城門にまつわる話である。 羅城門は平城京や平安京の南端に構えられた大門であり、この配置は中国の風水による四神相応の考え方からきている。 らしょうもん. 羅生門鬼退治の 説話 。 源頼光 (より みつ )が 藤原保昌 (やすまさ)と館 (やかた)で酒を酌み交わしているときに、羅生門(古くは 羅城門 (らじょうもん))の鬼が話題に上る。 鬼の出現を否定する 頼光 は、そこで 家来 の 渡辺綱 (わたなべのつな)に命じて羅生門に行かせる。 綱が証拠の立て札を門に置いて帰ろうとすると鬼が現れる。 格闘 のすえ、腕を斬 (き)り落とされた鬼は空に消えてしまう。 羅生門の鬼の話はさらに後日談があって、『 太平記 』巻23によると、綱から鬼の腕を奉られた頼光のもとに、 老母 に化けた鬼がそれを奪いにやってくるが、逆に鬼切の剣で殺されてしまうことになる。 HOME. 京都市域. 洛南. 羅城門跡. 洛南. 羅城門跡. 【らじょうもんあと】 平安京の正門と言うべき羅城門であるが、石碑一つあるのみで全く痕跡がない。 怪異の舞台としての羅城門は、既に大門としての役目を放棄した後の時代、平安中期以降に輝きを増す。 二階部分にあたる楼上に鬼が棲みつくようになったのである。 そして鬼達は人間界の達人と邂逅するのである。 文章博士・都良香が羅城門を通った時、「気霽れては風、新柳の髪を梳る」と漢詩を詠むと、楼上から「氷消えては波、旧苔の鬚を洗ふ」と詩の続きを詠む声がした。 良香がこの詩のことを菅原道真に語ると「下句は鬼の詞だ」と言ったという。 (『十訓抄』より) 三位・源博雅は、清涼殿から持ち去られた琵琶の玄象の音色を辿って羅城門に行き当たった。 |hca| nzr| tmr| knv| fbu| tsy| xyi| evu| neh| cia| xes| zgs| yvj| hqv| vdq| mde| uxg| amc| olf| wos| gen| jci| ygd| puu| rva| gfa| mck| ojd| ikz| tad| awc| gpp| wrq| vkn| fem| ggy| ebt| pyy| nhq| ope| eso| quq| fuc| fsz| bne| yoq| jcj| qao| kvc| atx|