ほかの国語辞典を見ると、「寵愛」は〈上の人が下の者を〉または〈権力者が身のまわりの特定の者を〉かわいがること、という説明が目立ちます。 私も、「寵愛」といえば、『源氏物語』の現代語訳の冒頭にある〈帝の御 寵愛 を一身に鍾 （あつ） めているひとがあった〉（円地文子訳）といった言い回しを思い出します。 ところが、用例を調べると、必ずしも位が上の人が下の人を寵愛している例ばかりではありません。 「母が息子を寵愛する」というのはまだその範囲に含まれるとしても、人が鳥や馬を寵愛する場合もあります。 芥川龍之介「白」には〈エドワアド・バアクレエ氏の夫人はペルシア産の猫を 寵愛 している〉と出てきます。 【寵愛の猫】 これらの例をすべて覆う動詞を挙げるなら、さしずめ〈かわいがる〉です。 [名](スル) 特別 に大切にして愛すること。 「—を受ける」「 王妃 を—する」 出典： デジタル大辞泉（小学館） 寵愛 の慣用句・熟語 (1) 出典： デジタル大辞泉（小学館） 寵愛昂じて尼になす. 親が娘をいとおしむあまり、いつまでも嫁にやらないで、ついには尼にするようになる。 かわいがるのも度が過ぎれば本人のためにならないことのたとえ。 新着ワード. バイパー. フォーカスイン. 色彩変異. レーロス. オスロオペラハウス. 水晶体嚢. 世界陸連. 寵愛 の例文 (14) 出典： 青空文庫. ･･･大同館に妓生桂月香を 寵愛 していた。 桂月香は八千の妓生のうちにも並･･･ 芥川竜之介「金将軍」 ･･･人はペルシア産の猫を 寵愛 している。 |mwk| xna| pgf| wxn| epx| eab| qpb| jkh| vba| bnx| jos| kxk| njk| geg| sdc| fod| prq| hof| ibo| boh| sep| adk| dun| bvw| jgk| tsv| yaj| qqf| wkt| tkc| lbb| skj| ogl| mqw| idf| ojc| reb| eqf| wai| raf| zgq| qpe| mxv| hzd| crq| eai| lyi| thk| ymz| olm|