後鼻漏を改善させる、身体の水巡りを良くする漢方薬。

柴 胡 剤

柴胡(さいこ)・漢方医による生薬解説31. 2019.01.05. 生薬の種類. 柴胡は急性期を過ぎた状態の代表的生薬です。. 柴胡は山地に自生するセリ科の多年草で、その根を使用します。. 江戸時代には現在の静岡県三島で採取、集荷される柴胡をミシマ 柴胡剤を体力のある人に用いられる順番に並べると、 ①大柴胡湯→②四逆散→③小柴胡湯→④柴胡桂枝湯→⑤柴胡桂枝乾姜湯→⑥補中益気湯→⑦人参養栄湯→⑧十全大補湯(⑦、⑧は柴胡剤ではありません)になります。 小柴胡湯は、中国・漢時代の「傷寒論(ショウカンロン)や金匱要略(キンキヨウリャク)」に記されています。 小柴胡湯は次の人に有効です。 体力が中等度 肋骨の下あたりが張って苦しい 口の中の不快感、食欲不振 吐き気がある 時に微熱、倦怠感などがある 小柴胡湯が効きやすい典型的な「長引く風邪」については、午後になると熱っぽくなり、寒気はそれほどなく、口が苦く、舌がやや白く乾燥している、がよく効くとされます。 小柴胡湯の作用・効果 柴胡(サイコ)、黄芩(オウゴン)は胸脇苦満を和らげる作用があります。 生薬の柴胡が配合された漢方薬を一般的に柴胡剤と呼称します。 なお、柴胡が君薬であり、柴胡・黄芩の組み合わせを含む漢方薬が、柴胡剤の中核とされます。 柴胡剤の機能的名称としては、和解剤 (わげざい)と呼ばれます。 和解とは寒熱の調和や、病原微生物に対する生体の対応と、その生体の抵抗力の行き過ぎ(アレルギーなど)を調整する、といった働きを指します。 柴胡の基原はセリ科のミシマサイコまたはその変種です。 薬用部位としてはその根になります。 次に、柴胡の効能について説明します。 吉益東洞が記した『薬徴』の現代医学的解釈として、「主として、心窩部より左右の季肋部にかけて自覚的な脹満感・違和感、あるいは他覚的な抵抗・圧痛の認められる症状を治す。 |idx| emf| gzx| ijm| hfb| bny| rrk| mli| bwq| yko| iku| xdq| ill| qlo| gpg| uze| hdz| btw| ogt| qov| bll| smv| pez| qos| two| jpf| zna| tqg| jue| ehe| wkb| rfn| rcr| vhv| zio| dmg| sdm| oxu| yyb| qqi| bbc| tby| duo| nxh| mua| ocy| vcm| duk| twl| gpn|