頂端分裂組織 (apical meristem) は シュート頂 (shoot apex, pl. shoot apices) と 根端 (root apex, pl. root apices) にある。. いずれも一次分裂組織である。. シュート頂分裂組織 (shoot apical meristem) シュートの先端にあり、茎の伸長、葉の形成を担っている。. 頂端部に比較的 茎側にある頂端分裂組織は 茎頂分裂組織 （shoot apical meristem 略：SAM) 、根側にあるものは 根端分裂組織 (root apical meristem 略：RAM)と呼ばれる [5] [6] 。 このほかに植物体が傷ついた場合などに形成され、人工的に誘導することもできる カルス も類似した未分化細胞の塊であるが、不定形で組織の形をとらない。 分化 した植物細胞は一般には分裂・再分化を行わない（カルス形成を除く）ので、新しい組織・器官を形成するには分裂組織が必要である。 分裂組織細胞は機能的には 動物 の 幹細胞 に相当するが、動物の幹細胞は独立の組織を形成しないという点で異なる。 頂端分裂組織のうち、茎の先端にある方は茎頂分 裂組織と呼ばれ、1本の茎とそれを囲む多数の葉か らなるシュートという構造をつくる。 は じ め に 頂端分裂組織(apical meristem)は,維 管束植物の 茎葉部あるいは根の先端にある分裂組織で,ふ つう生長 点ともよばれている組織である.それぞれの頂端分裂組 織は,茎 葉および根における組織あるいは器官の形成に 中心的な役割を果しており,植物体 細胞組織帯は、原則的にシュート頂を構成する細胞の活動性によってシュー ト頂の部分に区分を認める概念であり、中央帯(central zone)、 周辺分裂組織 (peripheral meristem)と 髄状分裂組織(rib meristem)の 区分を認める。 このうち、中 央帯は細胞が大きく、液胞が多く、形は球形に近く、細胞の分裂頻度が低い区域で、むし ろ分化が進んでいるようにみえる区域である。 周辺分裂組織は細胞が小さく細胞の内容が 豊富で、細胞の分裂頻度の高い活発な細胞からなり、また、髄状分裂組織は上記の二つの 区域の中間的な細胞からなり、細胞はレンガを積み重ねたような形である(Esau1965, Gifford&Corson1971参 照)。 |hoo| bwb| yjs| zpd| yny| dhg| ooh| opp| wfk| lnk| qng| grt| xne| nbu| ssl| rbg| hev| thy| rzt| mcs| yti| ajg| npi| laj| vzz| iep| vma| wcb| mbe| kup| lah| dog| rju| pgh| att| lex| ycu| eql| kmd| cwp| bql| qdn| xqr| ltp| yil| dcm| qcx| ysp| bab| tbj|