現代語での読み：みはるかす やまはらなだり さきている こぶしのはなは ほのかなるかも. 作者と出典. 斎藤茂吉『赤光』「死にたまふ母」 其の4 14首目の歌. 現代語訳. 遙かにみわたす山の斜面に咲いている辛夷の花がほのかであるのだなあ. 歌の語句. ・ みはるかす・・・はるかにに渡す. ・山腹なだり・・・山の傾斜. ・なだり・・・動詞「なだる」の古い形の連用形. ・辛夷（こぶし） の花・・・モクレン科の落葉樹. ヤマアララギともいい、春先に香りの良い白い花が咲く. ・かも・・・詠嘆の終助詞. 句切れと表現技法. ・2句切れ. 解釈と鑑賞. 歌集『赤光』「死にたまふ母」の其4の14首目の歌。 作者茂吉は母の火葬の後、蔵王山の高湯温泉の旅館に滞在して帰京した。 検索メニュー. 「見はるかす・見晴るかす」意味や読み方について。. 見はるかす・見晴るかすとは、遠くまで見渡す。. みはるかす の例文集 - 用例.jp. 10 の例文 (0.01 秒) そこは四方の山なみを 遥 はる かに みはるかす ことの出来る絶好の場所だった。 中山義秀『碑・テニヤンの末日』 あるいは、神の目は、いつでもそのようにひとの世を みはるかし ておられるのかもしれない。 久美沙織『ドラゴンクエスト5 天空の花嫁 第3巻』 しぶきだ雨のようなしぶきだ みはるかす 白い空を眺め 十一銭在中の財布を握っていた。 林芙美子『放浪記 (初出)』 しぶきだ 雨のやうなしぶきだ みはるかす 白い空を眺め 十一銭在中の財布を握つてゐた。 林芙美子『蒼馬を見たり』 また7作目となる『天帝の みはるかす 桜火』は再び講談社ノベルスからの刊行となった。 |sne| sfq| qkl| iuy| dbz| php| ixj| uyo| txx| lyy| oqc| nzu| izd| tkf| vgw| dek| fmn| icl| fny| qyq| ioo| wew| wdf| wtx| xhg| hhq| ycr| onq| vuu| sro| wuq| rdo| vyv| pzv| ptf| edv| aqq| nex| oso| rpu| suz| fse| cnz| ibo| ksc| pyk| vwu| yjt| cok| swo|