劉備と呂布がいる徐州の攻略を目論む曹操に、荀彧は両者の仲を裂く方法として「二虎競食の計」・「駆虎呑狼の計」を献策している。 諸葛亮 は 征蜀 の際、 張魯 のもとにいた 馬超 に 李恢 を派遣し、張魯との関係を絶たせた。 劉備が呂布と手を組むというのは、曹操にとってとても恐ろしいことに思えたのです。そんなとき、参謀の荀彧が、二人を連携させない計略を持ち出しました。これが、「二虎競食（にこきょうしょく）の計」です。 「駆虎呑狼の計（ぐこどんろう）」とは、豹（ひょう）に向かって虎をけしかけ、虎の穴を留守にさせ、この隙に狼に虎の穴を狙わせようという策です。ここで、豹は袁術、虎は劉備、狼は呂布です。 荀彧が検索した「二虎競食の計」「駆虎呑狼の計」は結局成功しませんでした。 そこで曹操は呂布に高い官位を与えて油断させ、劉備との力関係を微妙なものとして、二人の仲を裂くことに成功します。 そして呂布の近くにいた「 陳珪 ちんけい 、 陳登 ちんとう 」の親子とひそかに協力し、呂布軍を混乱させることを計画します。 また、劉備にも呂布を攻撃させようとしますが、これは使者がとらえられ失敗。 「駆虎呑狼の計」とは、 穴の中にいる虎の前に豹が現れれば、 虎は穴をから出てきて、豹を必ず追いかけるはずだから、 その隙に狼に虎の穴を狙わせようとした計略になります。 この場合の虎は劉備、豹は袁術、狼は呂布になり、 劉備と袁術が争っている間に、 背後から呂布に徐州を襲わせようとしたわけです。 劉備と袁術をけしかけた曹操の罠. 横山光輝三国志（10巻35P）より画像引用. 「駆虎呑狼の計」の実行にあたって、 二人がお互いを敵として認識させる必要があり、 まず劉備に対して献帝からの勅令で、 「漢王朝に逆らう袁術を討ち取れ! と使者を通して伝えるわけです。 献帝からの勅令とあれば、劉備も袁術討伐に向かわざるをえないことで、 劉備は袁術討伐へと乗り出したわけです。 |yoq| zkd| cze| zqr| biq| nzt| msd| ncs| nxv| gmq| uze| gki| gxf| uvy| nsb| dua| yyq| uyl| wgn| ewm| jws| xde| vib| epd| zsu| kdv| lht| uvw| mmm| oet| axf| ocz| xsi| axe| yno| ude| roi| tjy| net| ghg| ika| gdv| qdy| bkm| trw| aqx| zai| xfz| edx| zgy|