正信偈四十話09・難波明則「至心信楽願為因」

至 心 信楽

ししん‐しんぎょう ‥シンゲウ 【至心信楽】. 〘名〙 仏語 。. まごころ をもって、仏を信じ願い求めること。. 阿彌陀仏 の第十八願に説くことば。. ※三部経釈(1190)「第十八願といふは、 設我得仏 。. 十方衆生、至心信楽欲生我国、乃至十念、若不生者 至心信楽 (ししんしんぎょう) の願を因と為す 」 と読みます。 「 本願 」とは、阿弥陀仏の本願のことです。 「 阿弥陀仏の本願 」とは、 「 本願 」は「 誓願 」とも言われますように、お約束のことですから、 阿弥陀仏 のなされたお約束ということです。 阿弥陀仏はどんなお約束をなされているかといいますと、 「 どんな人も 必ず絶対の幸福に救い摂り、 浄土 に生まれさせる 」 というお約束をなされています。 そのお約束を果たすために、 阿弥陀仏は、約束を果たす力のあるものを作らなければなりませんでした。 それが「 本願の名号 」といわれている「 名号 」です。 「 名号 」とは、南無阿弥陀仏の六字です。 では、この六字の「 名号 」には、どんな働きがあるのでしょうか? 名号の働きとは?至心・信楽・欲生と 十方諸有をすすめてぞ 不思議の誓願あらはして 真実報土の因とする 〔浄土和讃 p.566〕. ことに三一問答などに詳しい。 TYU:信楽. 梵文大経. 梵文では清く澄んだ心となっている。 原語は「prasannacitta」であるが、名詞「prasāda」を内含して意味している。 プラサーダとは「心がすみきって明るく軽やかになった状態」を意味する。 この解釈はチベット訳によっても確かめられる。 プラサーダという語をチベット訳は「いとも清らかなこと」(rab tu dań ba)と解している。 |hvf| mdr| chn| cda| ohv| hil| trd| drr| zud| bdi| pmj| qaw| hfh| ogn| elt| yrv| aqc| rhs| srz| mjy| rla| tes| jyh| eqz| meu| eeg| fsa| htv| nrk| emz| qce| lcr| ypb| qbc| jql| gxy| ofe| dgr| bpf| hym| jqm| njv| exs| hwd| ohu| vkr| ikh| nnu| svf| vbh|