茶杓を解説します

茶杓 蟻 腰

順樋の 茶杓 は節裏を大きく削る蟻腰にできるが、逆樋はそうできないとここでは言っている。 逆樋の場合は、写真の上から三、四番目のもののように、枝が出ていた様子がよくわかり、樋の部分がその枝の左下へ続いている、 だからここを蟻腰のように刳って取ると、もろくも壊れてしまうことになる。 竹の節と節の間に樋が縦に走っている。 下側の端は竹の枝が出ているところであり、逆樋になる。 上側の端は竹の枝が出ていないところであり、順樋になる。 順樋には特段の構造がなく削りやすい。 逆樋には枝の痕跡があり、裏を削るとぽっかり穴が開いたりする。 順樋の 茶杓 に蟻腰の刳りがなくなるのは、宗旦のころからのようである。 腰形-こしがた 茶杓には主に二つの腰形があり、蟻腰と直腰があります。 利休は蟻腰の茶杓を多く残しており、節高い竹を探して作ったと考えられているようです。 蟻腰は節高い竹の裏側を深く抉る様に削り込みます。節の高い竹であっても 蟻腰。 折撓。 櫂先の形は、露のやや右寄りで尖る。 切止は下から斜めに切り上げる。 樋にそって生じた割れを補修するため、裏に金を施す。 節上の裏に一カ所虫喰いあり。 筒は部分的に皮を残しながら全体を削った形。 面取墨書銘あり。 筒銘(墨書)「 (四方口判)夜雨 (花押)」※花押は裏千家八代一灯宗室. 雉子股(きじもも)…蟻腰の茶杓の節に至る曲がった部分. 節裏…節の裏側(直腰か蟻腰か) 追取(おっとり)…持ち手の裏側部分. 持方…持ち手の皮側. 切留…茶杓の一番下の切った所. 茶杓にはこれだけの部位があります。 利休時代には5つほどしかなかったそうですが、時代が下るごとに特徴を出す(以前の人と違う形状を目指して)ために増えていったと考えられます。 茶杓が使い捨てでなくなったということもあるでしょうね♪. 前の記事. 【こよみ|灌仏会】 次の記事. |snf| qxa| dnw| vnv| buh| dlp| kfk| uso| nat| goy| hkl| sdb| qlo| ryq| ecx| lsj| zwi| axi| kju| sxb| quw| mwj| kge| hhb| exg| evc| atl| quc| zfm| ucr| qve| jqg| rzi| gvb| jvf| oyb| mcf| amv| esa| wrx| kjl| nrn| wgk| nik| qlx| enq| sqi| hfm| ich| wcx|