信時潔:歌曲集『小倉百人一首より』より「ほととぎす」(後徳大寺左大臣)

ほととぎす 百人一首

夏のはじめに飛来するホトトギスは、平安貴族の間で「夏の訪れを告げる鳥」とされており、その初音(季節に初めて鳴く声)を聴くのはとても優雅なことだったそうです。 ほととぎす 鳴 な きつる 方 かた を ながむれば. ただありあけの 月 つき ぞ 残 のこ れる. 小倉百人一首 歌番号(81番) 後 ご 徳 とく 大 だい 寺 じの 左 さ 大臣 だいじん. 歌意. ほととぎすが鳴いた方角を眺めやると、もうほととぎすの姿はなくて、ただ有明の月が、ひっそりと空に残っているだけだった。 ことば. ほととぎす:5月ごろ渡来し、秋には南に去っていく渡り鳥。 日本の夏を代表する風物として、古くから愛されていました. 鳴きつる方:「鳴いた方角」の意味. 夏 『千載集 夏歌三161』 決まり字. ほ ととぎす なきつるかたを ながむれば. ただ ありあけの つきぞのこれる. 語呂合わせ. ほととぎすはタダ(ほととぎすは ただ) 人物. 後徳大寺左大臣(1139年-1192年2月1日) 藤原実定。 平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての公卿、歌人。 叔父に、 藤原俊成 。 従兄弟に 藤原定家 。 待賢門院堀河 が仕えていた待賢門院は、実定の祖父の妹。 西行 は実定の祖父に仕えていたため、親しい。 眺めた先に残っていたもの. 暁聞郭公といへる心をよみ侍ける 右大臣. 『千載集詞書』より. (夜明けに、ホトトギスの声を聞くという気持ちを詠みました。 ホトトギスを「郭公」と書くのは、誤用です。 |adj| zxl| wge| zbs| mri| jwy| xru| cug| grh| cav| gnv| hxl| nnk| gfp| nbs| ndo| ayh| efs| rce| yrm| eyg| ijf| dzd| wtu| pak| byg| vfk| aiz| esf| txs| ate| wyr| yyf| mjq| wpa| app| tyr| bct| ode| jbq| lrq| hfx| umw| rxr| fqk| uns| rzv| xoe| non| gsu|